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moon

通勤読書 230

「ふたたびの虹」柴田よしき

ひっそりと開いている、美味しい料理をだす
けれど、それほど高くない、
そういう小料理屋の女将は
美人と相場は決まっている。
作中では、とびきりの美人ではない、とあるけれど、
そこそこの美人であることは間違いない。
で、料理が上手で出しゃばらないのに気配り上手。
ずるいなぁ。。。
絵になるなぁ・・・

で、そういう女将には謎がある、
これも決まりごと。
やっぱりあったかぁ秘密。

中身は、苦みもコクもある大人のお話。
大人になるということは
いろんなことがあるってことなんだなぁ。

「桜夢」の
愛人、つまり全くの他人を死亡保険金の受取人に
するのはかなりむづかしいと思われるし、
ほぼできないんじゃないかと思うのだけど。
この親父も自分の子どもに残せよ!と
不倫を許せぬ私は思うが。
緑の桜は見てみたい。

清水さんとのやり取りは
なかなか新鮮で面白い。

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ふたたびの虹 (祥伝社文庫)
柴田よしき
祥伝社

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コメント一覧

u-mi
お料理の
描写はほんと美味しそう。
大きめのお鉢に盛られているのが
目に浮かびます。

はんぺんは、私も・・・です。
ちくわぶは食べたことないです、
お目にかかったこともないですね。

あの天ぷらはわりと好きですよ。
太白ごま油 なら、ですが。
サラダ油に混ぜると、酸化しにくいそうですね。

根無し草
柴田さんは
長い間京都に住んでたのでこの辺の知識はあるんでしょうね。

関東は硬水が多いんですよ。ご飯の炊き具合が固めなのも
一因があるかも知れませんね。
関東の食材で関西人にイマイチなのがちくわ麩とハンペン。
このふたつはイマイチよく分かりません(笑)

蕎麦と鰻、寿司、天ぷらは関東といいますが、あの胡麻油で
揚げる天ぷらはくどい思うなぁ・・・・・
u-mi
そうなんですね
日本ではもれなく軟水だと思ってました。
私は飲むのも、硬水は苦手です。
お白湯でいいです(笑)

京都、おばんざいのキーワードだけで、
ランクアップするかんじですね。



根無し草
これは
大人の物語なんですが、おばんざいって京都人にしたら
子供の頃から普通に家で食べてるので近頃、高い値段の
店で食べて有難がってる関東人はどうなのかなとは思ってしまいますけども(笑)

こういう女将さんには秘密があるというのはお約束ですね。
常連達も個性的で続編では更にいろんな事がわかって
新たな展開がありますよ。

ディープな料理の話すると、関東の水は硬水、関西は軟水
なので、硬水はミネラルが多いので鰹、昆布なんかの出汁は関西の軟水みたいには上手くとれないので、ああいう醤油の濃い出汁になってしまうんですね。

ミネラルウォーターって飲むと美味しいですが、料理に使うとイマイチなのはこれが原因なんです。




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