ひっそりと開いている、美味しい料理をだす
けれど、それほど高くない、
そういう小料理屋の女将は
美人と相場は決まっている。
作中では、とびきりの美人ではない、とあるけれど、
そこそこの美人であることは間違いない。
で、料理が上手で出しゃばらないのに気配り上手。
ずるいなぁ。。。
絵になるなぁ・・・
で、そういう女将には謎がある、
これも決まりごと。
やっぱりあったかぁ秘密。
中身は、苦みもコクもある大人のお話。
大人になるということは
いろんなことがあるってことなんだなぁ。
「桜夢」の
愛人、つまり全くの他人を死亡保険金の受取人に
するのはかなりむづかしいと思われるし、
ほぼできないんじゃないかと思うのだけど。
この親父も自分の子どもに残せよ!と
不倫を許せぬ私は思うが。
緑の桜は見てみたい。
清水さんとのやり取りは
なかなか新鮮で面白い。
ふたたびの虹 (祥伝社文庫) | |
柴田よしき | |
祥伝社 |