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ふぅん

闇閃閑閊 ≡ アノニモス ≒ 楓嵐-風

オジンオ ポックム

2010-06-23 22:45:24 | 日々随想
先日 飲み会で イカを食べた
うまかった
だから 作ってみた


ふうん





生の するめイカを 三杯買ってきた
一杯は 刺身で
二杯は ワタと一緒に炒めて


うん 美味かった


僕は おいしい料理に出会うと
なんだか 挑戦したくなるんだ
味と素材だけで 空想して 調理して


うまくいかなかったら
初めて 作り方を 知ろうと思うんだけれど
イカの ワタ炒めくらいは まあ ね


僕が 教えてもらった 調理法は
うーん パウンドケーキくらいかな
あとは いつだって 適当


だから 揚げ出し豆腐を作ろうと思って
甚だしい勘違いの結果
火事になりかけたことさえある


レバーの血抜きも
甚だしい勘違いの結果
死に掛けたことさえある


でも こりない


昔の人は
いろいろ 挑戦して
今の おいしい料理に 辿り着いたんだろうな


結果だけじゃないんだ
同じように失敗する経験が
たくさんのコトを 教えてくれるんだ


そのために 一番 重要なことは
僕のように 味覚には
オイシイ か 凄くオイシイ しか存在しないことなんだけどね


僕は 今までに
ほとんど マズいものを
食べた記憶がない

 


何もできないけれど

2010-06-22 21:15:08 | 日々随想
特攻隊で 散っていった
本当の祖父は カミカゼだった
そこから 姉弟の旅が始まる


そんな物語 「永遠の0」





夏が来るたびに 
この国は 戦争について
ほんの少しだけ 声が大きくなる


まるで ひとつの旬のように


現在進行形の人は
いつだって 現実の全体なんか 分からない
いつだって 次の瞬間すら 分からない


でも 振り返れば
歴史という名前をつけた 過去を眺める時
大きなエリアの 大きな時間を 凝縮してしまう


だから 何も 学べないんだ


戦争は 絶対に なくならない
平和すら デコボコに享受してしまう人間に
戦争は なくすことはできないんだ


ただ 戦争を起こさない努力は 出来ると思う
というより しなければならないと思う
その緊張が含まれて 初めて 本当の平和の密度になるような気がする


僕は この本から 
あらためて ふたつのことを 銘記した


戦争を指揮する 
愚かな 首脳部


そして 現場の中でも
命を捧げても 惜しくないという人が
存在している ということ


その ふたつの両極へ
少しだけでも 思いを馳せる時
平和の密度が 少し キュっと高まった


キナ臭い半島の隣で
この夏は 少し
いろいろ 見つめなおそうと思った


自/心

2010-06-20 23:59:25 | 日々随想
息は 自分の心って 書くんだよ


ふうん





声は いつだって
自分が思ってる以上に
正直なものだよね


鍵盤楽器だって
呼吸してない演奏は
体温を感じないもの


歌はいいね


楽器なんかなくたって
息を使って
音楽が出来るんだから


楽器なんかなくたって
自分の心が
音楽になるんだから

失われたイエロー

2010-06-19 07:16:57 | 日々随想
ちょっと暗い朝
低い雲のせいかな
それとも





数日 笑ってくれていたガーベラ
昨夜 さよならをした
すっかり しょげていたから


黄色のガーベラの花言葉は 究極美


ふうん


やっぱり 枯れていくものは
生活の中に いてほしくないな
なんだか ぽっかりしちまうし


さ 新しい夏服を着て
電車に乗ろう
低い空は 見ないようにして


僕にとって 究極美は
視覚の世界になんか無いんだ
音と時間の中にあるんだ


魚になりたかった午後

2010-06-18 23:31:33 | 日々随想
魚は 雨に濡れない
だから きっと
雨も 低気圧も 嫌いじゃないんだろうな


ふうん





嬉しそうな紫陽花を 眺めながら
縁側で コーヒーをいただいた
いろんな話をした


BGMは レイニング・フィルハーモニー
ちゃんと リズムも メロディーも
それから ハーモニーも 変化しながら


宗教改革があって
それまでの カトリックの音楽が使えなくなったから
作曲家が 急激に増えたんですよ


鍵盤楽器さえなければ
調律法なんて
必要なかったんですよ


とりとめもなく


池の魚が はねて
エラアライかな
いや 雨を見たかったのかな


「また 来年も よろしくおねがいします」
『ありがとうございます』
僕は いつだって これで最後だと思って調律してるんだけどね