駅前のロータリー
すずめが姦しい 幾つもの樹木
いつだって 見上げるだけだった
でも 電車に乗ってみれば
全てを見下ろせて
あの樹木の つむじまで見えるくらい
てっぺんから 見下ろせたんだ
ふうん
見上げてる時は
いつだって いびつな円錐だったけど
見下ろしみれば ただの不恰好な円だった
どっちがいいのかな
視点が変われば
新しい側面と出会えるのだけれど
それが いい時と そうでない時と ある気がするんだ
僕は 見上げていたいものは
いつまでも 漠然と見上げていたい
鳥だって 下から眺めていたいんだ
全てを 貪欲に知り尽くしたい時代
それよりも 貧しい視点のままでいいから
憧れるものを ずっと 憧れていたい
電車が発車して
車窓の領域から 外れてしまった
不恰好な円達
もっと高いとこに
泣き出しそうな雲
自然の視点だけで 生きてゆけたらいいな
すずめが姦しい 幾つもの樹木
いつだって 見上げるだけだった
でも 電車に乗ってみれば
全てを見下ろせて
あの樹木の つむじまで見えるくらい
てっぺんから 見下ろせたんだ
ふうん
見上げてる時は
いつだって いびつな円錐だったけど
見下ろしみれば ただの不恰好な円だった
どっちがいいのかな
視点が変われば
新しい側面と出会えるのだけれど
それが いい時と そうでない時と ある気がするんだ
僕は 見上げていたいものは
いつまでも 漠然と見上げていたい
鳥だって 下から眺めていたいんだ
全てを 貪欲に知り尽くしたい時代
それよりも 貧しい視点のままでいいから
憧れるものを ずっと 憧れていたい
電車が発車して
車窓の領域から 外れてしまった
不恰好な円達
もっと高いとこに
泣き出しそうな雲
自然の視点だけで 生きてゆけたらいいな