goo blog サービス終了のお知らせ 

ふぅん

闇閃閑閊 ≡ アノニモス ≒ 楓嵐-風

背番号22

2010-07-02 19:04:40 | 日々随想
最近 僕は その人のことを
「師匠」 と呼んでいる
表のブログを始めて 最初に出会った
インターネットの中の チングだった


僕らが 現実の世界で 初めて会ったのは
06年のソウル 
一緒に射撃場で撃ちまくって
彼女は 素晴らしい射撃力を持っていて


だから 当時は ゴルゴと呼んでいた





彼女は ヤクルトファンで
メールアドレスには 22という数字が入っていて
その理由が 最近のブログで ようやく分かったんだ


高津臣吾投手


ヤクルトから アメリカ 韓国
そして 今年は台湾へ渡り
前期の胴上げ投手になって


彼女は ブログの中で エールを贈っていた
「いつまでもこの背中を見ていたい
 あなたのファンでよかった
 これからもがんばってください ありがとう」


背番号22は 今でも
「ただ野球がしたかっただけ」という


僕は 22にも
そして 彼のファンであった 彼女のブログにも
大きく感動してしまった


運動選手も 音楽家も
あるいは すべての職種でも 同じなのかも知れないけれど
活躍できる旬というものがある


それは 旬の前では あまりに眩しくて
旬を過ぎれば あまりに残酷で


でもね 


演奏家になりたくて 音楽している人と
音楽がしたくて 演奏家になった人では
聞こえてくる演奏は ぜんぜん 別のものなんだ


野球選手になりたくて 野球をやっている人と
野球がやりたくて 野球選手になった人と
その迫力は やっぱり違うんだと思う


22にも 彼女にも
おめでと! そして ありがと!
そう伝えたい


僕は 調律師に憧れたことはなかった
調律をやってから 調律をやっていきたいと思った
でも 時々 迷うこともあるんだ


ただ やりたいから やり続ける その背中
そして その背中を ちゃんと見守っている魂
そんなヒタムキなエネルギーに 元気をもらったんだ


「師匠」も 試験が一段落したらしいから
忙しくなる前に 遅すぎる忘年会と新年会という名の宴会を企画して
御礼を伝えなきゃ!