文珠川慧久の道楽帳2

turezure naru mama ni

SH906i + Bluetooth Keyboard

2008-08-10 | Weblog
SH906iを買いました。使いにくいところを先に書き,そのあとに便利なところを書きます。

【使いにくいところ】

(1)
電話帳でグループ選択モードにしていると,最初の行に「グループなし」というのがでてくる。「グループなし」という文字列は編集して変更することができない。
(2)
画像ファイルを本体とmicroSDとの間でコピーする際,センタボタンを次々と押してくのですが,最後に「確定」するときだけはセンタボタンではなく別のボタンを押す事を求めてくる。
(3)
サブディスプレイが無いので時計代わりにならない。全然使いにくくなんてなくてむしろ良い仕様だと思うくらいですが一応書いて置きます。
(4)
デジカメモードの時に使うシャッターボタンのストロークが長いので,シャッターを押す際に本体を手ブレさせちゃうところが使いづらい。
(5)
バイブの振動が弱いから,ポケットに入れている時やホルスタに入れて腰に止めてあるときに,気づかない。
(6)
iアプリの世界は狭いので使いづらい。Bluetoothキーボードが使えるので,使いやすいテキストエディタが無いかとiモードで検索しましたが,月額料金の徴収されるテキストエディタという変テコなものはありましたが,普通のテキストエディタが出てきませんでした。PCでGoogleしたところ,mojiEditという名前の比較的普通なテキストエディタを見つけることができましたが,これとて,Windowsのメモ帳に比べるとユニークな設計になってます。もっと普通のテキストエディタが欲しかったのですが,見つけられておりません。iアプリの世界が狭いからでしょう。これがSymbianとかWindows Mobileであれば,世界中の人がアプリケーションを作っているので,世界が広くて,お気に入りのテキストエディタにめぐり合えたかもしれません。
(7)
NOKIAに比較してドコモ端末のPIMはダメダメです。ドコモは「ドコモケータイdatalink」という名前のPCソフトウェアを提供していますので,それを使うとメモリ電話帳をPC側で管理したり,PC側でoutlookをインポートしてから端末へ書き込むとかその逆を行うことがそれなりにできます。ただし,いろいろな面でNOKIAが提供しているPC Suiteに比べると大人(NOKIA)と幼稚園児(DoCoMo)くらいに完成度にレベル差が歴然としています。例えば,NOKIA PC SuiteはUSBのみならずBluetooth接続して全ての機能を操作できる。NOKIA PC Suiteは,電話帳にoutlookスケジュールデータの同期,写真やファイルの管理などをBluetooth接続でもできるが,ドコモケータイdatalinkではできない。また,NOKIA PC Suiteは,outlookのデータを端末と直接同期できる機能があるが,ドコモケータイdatalinkには無い。がんばれドコモ,世界レベルに育て!。
(8)
画面がタッチスクリーンになっており,いくつかの機能は,タッチスクリーンの操作でも可能になっていて便利なのですが,完成度はまだまだです。いたるところでこの機能はタッチスクリーンには対応していないという旨の言い訳が表示されています。次のモデルで進歩していることを期待します。


【便利なところ】

(1)
Bluetoothで接続してPCのモデムとして利用できること。しかも三つのAPNを本体に登録できて,CIDにて選択できる。Bluetooth接続モデムの場合Windowsでは,標準モデムドライバを使うことになりますが,ダイヤルアップの際に *99***1#, *99***2#, *99***3# で呼び分けられる。Windowsの制約なのですが,WindowsでBluetooth接続のモデムを利用する場合には必要不可欠なのです。ちなみに,USBケーブル接続している場合は問題になりません。
(2)
Bluetoothキーボードを利用できるので便利。Bluetoothキーボードは,何種類かの商品が市場で売られています。I・Oデータ社の CPKB/BT という機種を買いました。外形は15センチ×9センチ程ですから誰でもブラインドタッチタイプができるとは限りませんが,全然問題なくブラインドタッチでバリバリタイピングができました。ちょっと旧いですがソニー製のVAIO U(PCG-U1)でブラインドタッチタイプできる人ならこれでもできます。このキーボードは単四電池2本で動作します。携帯電話のテンキーで文字を入力するよりもQWERTYキーボードでのタイピングに慣れている人にとっては,少し長めのメールを作る際や,iモードでGoogle検索する際やwebサイトに書き込む際に威力を発揮してくれます。
(3)
超小型テキストエディタ環境として使えて便利。mojiEditという名前のiアプリをダウンロードしてきて,BluetoothキーボードをSH906iで使えば,テキストエディタとして利用可能です。アイディアが浮かんだときすぐにテキストにしておけます。携帯電話のテンキーよりもQWERTキーボードの方になれている人の味方です。ちなみに,iアプリのテキストエディタを探してみたところ,iSAW, i-viewer, nie, reate, iFD などいろいろありましたが,普通のテキストエディタに一番近かったのが mojiEdit というものでした。
http://moji.main.jp/
(4)
日本国内に居るときと海外に居るときとで,同じ電話のかけかたができるので便利。これはドコモならではの便利さです。ソフトバンクとauは未だにできない。それはどういうことかと言うと,090●●●●△△△△という電話番号は,端末のメモリ電話帳に+8190●●●●△△△△と登録しておけばそれでOKという意味です。日本国内でもこれで電話できます。海外の電話番号でも「+国番号」で登録しておけば着信時には,メモリ電話帳に登録されていれば名前が表示されますし,着信履歴を出して通話ボタンを押すだけで即電話できます。とても便利です。GSMでは最初からそれがあたりまえでしたが,やっと,ドコモがそのレベルに達しました。ソフトバンクとauは未だそのレベルに達していません。ソフトバンクは,ボーダフォンの時代にいち早くドコモを追い越して海外ローミングで先頭を走り出したのですが,ついに電話のかけかたにおいて,ドコモに抜かれたと言えます。
(5)
画面がタッチスクリーンになっており,いくつかの機能は,タッチスクリーンの操作でも可能になっていて便利。
(6)
明るい屋外でも画面がちゃんと見える。さすが液晶のシャープさんです。やはり,シャープ端末の人気は,このように,あたりまえの事があたりまえに作られているところでしょう。


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