文珠川慧久の道楽帳2

turezure naru mama ni

サイクリング:ブレーキ鳴き

2020-08-13 | 自転車
Fulcrum Wind 40c クリンチャーロードホイールセットに交換してサイクリングを行いました。藤沢大和自転車道を走行しているときにはありませんでしたが、松田町の「寄」及び「富士見塚」へサイクリング行ったときに、ダウンヒルの際にブレーキをきつくかけると後輪のブレーキが異常振動しました。ギャーっという激しい音を伴うガガガガガという激しい振動です。いわゆるブレーキ鳴きという奴だと思います。

初めてロードバイク完成車(RALEIGH CR-F)を購入して乗っていたときには遭遇したことのない現象でした。また、いま愛用しているチタンフレームLYNSKEY R260に部品を集めてバラ完したロードバイクでも(たぶん偶々)遭遇しませんでした。今回はカーボンホイールに交換しそれに伴いブレーキシューをカーボンホイール用に交換したため、トーインに変化を及ぼす結果になったんだろうと思われます。そこで、ネット検索を利用してブレーキ鳴きについて少々調べてみましたところ、たまたま下記の二つにヒットしました。これで原因と解決方法がよくわかりましたので実践いたしました。

ブレーキのトーイン調整 その真意
ロードバイク ブレーキの音鳴り 解決方法 リムブレーキ編

自分の理解を自身でも下記のとおり描いてみました。一般論です。機械が動けば必ず振動するんだと思います。新品のリムでも1 mmくらいは振れがあります(実際ありました)。ブレーキシューは目視で確認する限り水平で平行にリムに押し付けられているように見えても、1/10 mmくらいの解像度でみると水平でも平行でもないに違いありません。外形寸法的に水平かつ平行でもブレーキシューの内部のゴムの硬さにバラツキが無いわけはありませんし、たぶん放熱及び排水のための切り込みもありますから、ブレーキシューに力がかかれば歪みかたにバラツキが生じるに違いありません。それらが原因となって、つよくブレーキングすると振動がおさまる方向とは反対(いわば発振)の方向へいくから、ギャーガガガガガという症状を発するんだろうと思います。下記の図のようにリムに対してブレーキシューを設置することにより、力がかかったときにそれらのバラツキが相殺されて、必ず発生する振動が増幅されなくなるんだろうと思います。




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