問い:次の分は正しいですか?
文→ 所得税は4月1日から翌年3月31日までの所得に対して課税される。
《 所得税の学び 》
納税義務者:
課税されるのは ①居住者(非永住者とそれ以外の居住者)
・・・・・・・②非居住者
・「住所」とは客観的な事実によって判断されてるもので、必ずしも住民票の有無とは関係ない。
・居住者と非居住者の区別に国籍は関係ない。
○社会政策的な理由や担税力の配慮から非課税になる所得が多くある。
【 非課税所得の場合 】
遺族の受け取る年金
死亡退職金
損害賠償などで一定額の保険金
生活動産の譲渡による所得
債券の譲渡による所得
相続財産を物納した時の譲渡による所得の部分
株式投資信託の収益分配金のうち元本払戻金
元本550万円以下の財形年金貯蓄や財形住宅貯蓄の利子
通勤手当のうち月額10万円までの金額
職務上必要な制服などの現物給与、その他
【 その他の法律の規定による非課税で主なもの 】
当選金付証票
国民年金、厚生年金保険法による障害や遺族給付
健康保険等の保険給付
雇用保険法により支給を受ける失業等の給付
労災保険の保険給付
生活保護法により支給を受ける金品
身体障害福祉法により支給を受ける金品
◇
答え: ×
訳:暦年単位で課税されて原則、1月1日から12月31日の1年間の所得に対して課税されます。