法人税法上の所得は( )−( )で算出される。
一方、会計上の損益は( )−( )で算出される。
〔 減算、収益、費用、損金、益金、加算、一致する 〕
【 ラーニング 】
《 所得と会計上の損益、困った別表四 》
「会計上の損益」の計算式
会計上の損益=収益−費用
・会社を取り巻く株主や債権者などに経営成績を報告するための企業会計上の数値を表す。
〈申告調整 〉
①益金算入→所得計算では益金とするものを決算利益に加算→ 課税対象は増える
②損金不算入→ 費用であるが、所得計算では、所得計算において損金としない→決算利益加算
③益金不算入→ 損金計算で収益では あるが、所得計算では益金としない→ 決算利益から減算
→ 課税対象が増える
④損金算入→ 損金計算では 費用でないが、所得計算では損金とするもの→ 決算利益から減算→ 課税対象が減る
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計算例: 単位 円
「損益計算書」内容
売上・・・・・1,000・・・収益
経費1・・・・・450
経費2・・・・・150→経費合計600・・・費用
差引・・・・・・400・・・・・・・・・会計上の利益
→経費2は損金不算入とすると、会計上の利益に「加算」の調整をする。
400(会計上の利益)+150(経費2を加算)=550(所得)
これにより所得は経費2を計上しない場合と同じになる。
1,000(売上)−450(経費1)=550(所得)
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答え: 順に→ 益金・損金・収益・費用