真夜中に爪を切る

2009-05-23 | 介護日記

「天安門の赤い旗」事件以来、真夜中になると数10分置きに母が騒ぎ出す。
元々、夜更かし大好き人間だけど流石にきつい。
で今日は母の寝る時間に合わせ21:30に就寝。
作戦成功!0:30まで3時間熟睡出来た。
午前2時ころから夜明けまで母の苦しい時間が始まる。

ニップのマスクを外す・マスクと顔の間に指を突っ込む→空気が漏れて凄い音がするから飛び起きる。
「クスリ!」「飲んだよ」「クスリ!」「飲みました」「クスリ!」「大丈夫、」と10分置き。
「ほどいて」「はい、ほどいてあげるからね」
「メガネ」「ここにあるよ」
「せっかく拾ったのに」「何を?」
こんなやりとりと2時間おきのトイレで朝が来る。

眠れぬ私は懐中電灯頼りに布団の上で爪を切る。