雨の中でも咲きました

2009-05-09 | 介護日記

離れて暮らすオットからこんなタイトルで写メが送られてきた。
7年前に頂いたシンビジウム。
せっせと世話しても全く花芽をつけてくれないから、ここ3年ほど朝日だけが当たる自転車と塀の間に置きっぱなしにしていたのだ。立派な花芽がついたのに気づいたのが一月前のこと。
パンパンに膨らんだ蕾を見ながら「咲いたらメールで知らせてね」と別れて来たのだ。

こちらに来て4日間ずっと雨。
母は一日ごとに機能が急下降してきて、起き上がるのも、着替えも、食事も、薬の服用も、横になるのも儘ならぬ有り様になってきた。
着替えて洗顔して食事して薬飲んでサプリメント六種類飲むのに三時間…
それからNIPしてしばらく寝て、起きて昼食とって…今日は体を清拭して、またNIPして。
また起きて晩御飯食べて、薬飲んで。
9時になったから歯を磨いて鼻ノア(母は鼻うがいの習慣がある)して、着替えて、ベッドに入れてNIPつけて布団をかけたらもう10時半。
朝から15時間…

そんな時届いた「雨の中でも咲きました」メール。
胸に沁みたァ~。
外に出たら空にはまんまるお月様。
明日は晴れるかな。
明日はオットの誕生日、しかも「還暦」!
お祝いしてあげられなくてごめん!