Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

トルコ12:ハトゥシャシュ

2014-11-27 00:00:00 | 海外旅行







 



トルコの旅、7 日目。10/21。


朝、5日ぶりに上がっているバールーンを
バスの窓から見ながらカッパドキアを出て、
ボアズカレの 世界遺産ハトシャシュへ。
バス移動240km・4時間。



まず、少し離れたヤズルカヤ遺跡を見学。
ここはヒッタイトの聖地だったところだそうです。


丘陵の緩やかで広い石段を登ると岩があり、
その間の空間に、多神教の神々と
ヒッタイト王トゥトゥハリヤ4世のレリーフ
をいろいろ見ることができます。





12神の行進のレリーフ
この12神は、黄泉の国の神々。
禊の儀式の際に、呪いを避けるために
黄泉の国から呼ばれるそうです。





剣神シャルマのレリーフ
どうやら、三角のとんがり棒が神様の目印らしい。
右手に剣を持ち、左手に抱えられているのは
トゥトゥハリヤ4世。小さくて、子供みたい。
帝国の王たるもの、神とも同等に描かれたい
ものじゃないのか?意外な気がします。





レリーフは、小ギャラリー、大ギャラリーに
彫られていますが、通路はこんなところも。



+   +   +


また、バスに乗って、ヒッタイト帝国の都
ハトゥシャシュ遺跡=ハットゥシャシュへ。





あたりは、のどかな牧草地。途中、草をはむ牛さんが。

その中に、遺跡が周囲一帯に点在しています。







少し登っていくと、大神殿跡があります。
それ自体は石垣程度のもの。
目立ったのが、緑の石です。
これは、説明を聞くまでもなくどこかから運んできたのでしょう。
あたりの岩石とは、明らかに違っています。

ラムセス2世から贈られたのか?
はたまたメソポタミヤからの戦利品?
どこから来たのか、何に使われていたのか
解明にいたっていないのだそうですが、
観光客は、触って願い事を掛けているそうです。


ここには、いくつかの個性的な門があるのですが・・・




のあちゃんみたい。nose5
修復されて数年とおぼしき、真っ白でかわいいライオンゲートの左側。




右側のこのコは、オリジナル。



Wクリックで拡大

昔は、アーチの左右を飾っていたようです。






こちらは、ライオンゲートと違い
本物と見紛うレプリカのスフィンクスゲート


上の写真が肉眼で見る以上に、はっきり
翼とその全体像を捉えて撮れていたので
すごくうれしかったのに・・・レプリカだったなんて。


本物は、1910年代以来ベルリンのペルガモン博物館に
あったそうですが、左:1924年と左:201311月(去年)に
返還され、今はイスタンブールの考古学博物館
展示されているそうです。


さらに上に行くと城壁に地下トンネルが・・・
70メートルの石組みトンネルで、戦争の際には
兵士を場外に送りだすのに使ったそうです。





真っ暗の中、ガイドさんのライトを頼りに歩るいて抜けると・・・




眼下には、大きな森。(パノラマ)






向きを変えると、・・・遺跡の向こうの大きな建物は
大神殿の実物大レプリカらしい。(望遠)


広大な遺跡は、修復やレプリカの増設で
年々変化している。。。



□  □  □



この日の昼食は、近くのレストラン。





あれ?と思って写してみたら、やはりなんだか
面白い写真になった。
なんだか、妙にポップでしょ。



このペーパー・ランチョンマットがほしかった。


で、トルコ料理のサチカブルマ(肉と野菜の壺煮)。 
と、パスタ。両方薄味。


バザールにたくさんある香辛料は
いったい、どこで使われているのか。。。
高価なのだろうか。。。
マカロニをつつきながらアレコレおもう。


昼食後、トルコの首都アンカラへ
バス移動210km・3.5時間


この日のホテルは、SURMELI ANKARA HOTRL。





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