ゆめの、12歳離れた姉弟の観察日記とバスケット(JBL・bj・車椅子バスケ)応援ブログ
銀の夢



長いシーズンも残り4試合(プレイオフを除く)となって
選手達の疲労や何かしらの故障者も多いと思います。

普段からケアしているであろうプロの選手でさえ
様々な怪我に泣かされた選手がたくさんいることでしょう。



私のツタナイblogを読んでいただいたり
コメントして下さる人の中に

子供さんがバスケをしている。という方が結構いらっしゃるようデス。


私がこのblogを始めるに至ったひとつの要因でもある
『娘とのミニバス軌跡』においての一番の出来事から。

一人でも同じような想いをする方が居ないようにと願い
しつこく書かせて下さい。


バスケを初めて半年以上経つ頃に
娘の様子がおかしくなりました。
(詳しくは『バスケ軌跡⑤』を)

「鉄欠乏症貧血」
割と良く聞くこの病名からは想像できないくらい

娘にとっては辛い数ヶ月を過ごすこととなったのです。


自分の意思には反して
すぐに息がきれ、脚がもたつき、ふらふらになってしまう。
どんなに「頑張ろう!」と思っても
どんなに母から叱られても。


これまでに
一般的な貧血の症状(立ちくらみ等)もなかったうえ

本人も
どこかが痛いとか、風邪のような症状もないので

まさか「重度の貧血」だなんていうことは
これっぽっちも想像できなかったこと。だったのですが


それを言い訳にして
「子供の突然死。の原因であることもあるんですよ、お母さん」

その当事者にだってなり兼ねなかったほど
娘の貧血はヒドイ状態だったそうです。

そして
私はとてつもなく愚かな母親だったというわけです。



成長過程にある子供の
激しいスポーツ等による体の異常を気付いてあげられるのは

「親」以外に居ないのです。

どおか、
どんな小さなことでも気にかけてあげて下さい。

時に大袈裟なことであるかもしれませんが
時に大変なことになる前触れかもしれないのです。


あの時
朝山選手の公式ブログでたくさんの人に励ましていただいたのですが
同じ思い(病気)をした方が結構いたことが驚きでした。




そんな私の、昔の出来事をふと思い出してしまいました。

あれは、寮生活をしていた20歳になったばかりの頃、
共同の洗濯室の濡れた床で思いっきりコケてしまった私。

次の日あたりから
どうも胸のあたりがわずかに痛みます。

でも、打ち身と言うよりはどうも内部の痛みのような・・・

「転んだ拍子に肋骨にヒビがはいったんだ。
きっとそうだ、いや間違いない!」と

慌てて病院(何故か内科へ)に行ったところ

「ヘルペス(神経性帯状疱疹)ですね。
胸の下辺りに細かい湿疹がかすかにあります。
でも、相当初期の段階なので薬の服用で治りますよ。
肋骨のヒビでもなかったし、病気が早くに見つかって良かったですね」

(きっとその病院での笑いのネタになったのでしょう・・・)


自分には相当甘かったので
すぐに病気を発見してしまったよわよわの母なのでした。



(監督のこのスバラシイつま先立ち!この人の足腰は強そうだ)



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