ももママの心のblog

猫が大好き。有料老人ホームで生活相談員をしています。映画が好きだけど、なかなか見られません。

リバー・ランズ・スルー・イット

2005-08-24 | 映画 や行ら行わ行
真面目で堅物の兄と自由奔放な弟。フライフィッシングを通して、その葛藤と絆を描く。モンタナの自然とブラピが美しい。

1992年 アメリカ ヒューマンドラマ
2005年8月23日 VTR(WOWOW)
監督 ロバート・レッドフォード
出演 ブラッド・ピット クレイグ・シェーファー

1920年代、モンタナ。ノーマン(クレイグ・シェーファー)とポール(ブラッド・ピット)は、幼少のときから牧師の父に教わったフライフィッシングを愛していた。東部の大学を出て帰って来た兄ノーマンは、自分がいない6年間に芸術の域にまで達した弟の腕前を見る。
彼は同時に、地元大学を出て地方新聞社の記者をしているポールが、酒とポーカーにのめりこみ、借金を抱えていることも知ることになるのだった。また彼は、独立記念日のダンスパーティーで見初めたジェシーと親しくなって、彼女の兄ニールがハリウッドから帰ってくるので駅まで迎えに行く。ニールを一目見て嫌いになるが一緒に釣りに行くことになる。釣りに行ってますます兄がきらいになるノーマン。そして兄は好きになれないとジェシーに言いながらも、彼女自身には惹かれるのだった。
一方ノーマンにはシカゴの大学教授の口がかかり、ジェシーにプロポーズの決心をすると同時に、弟にもシカゴに同行しないかと持ちかける。しかし、モンタナを離れようとしないポール。そしてその彼は、今まで見たこともないような大物を釣り上げるのだった。その後ノーマンは警察から呼び出され、ポールがいかさまをして右手をつぶされた上に殺されたことを知る。

すみません、初見です。しかし、それにしてもあまりにも美しいモンタナの自然。緑豊かな山と川。新鮮な空気さえ感じられるようである。そして、若いブラピの美しいこと!ロバート・レッドフォードに似ているとか、ジェームス・ディーンの再来と言われ、一躍アイドルとしてもてはやされたのは納得である。今見ても笑顔の美しさは変わらない。ブラピはハンサムなだけでなく、スターとしての華がある。ここが重要。なぜ、あんな笑顔で笑えるんだろう?古き良きアメリカの、健全な青年の笑顔がここにある。
ドラマ自体は、レッドフォード好みの地味な仕立てで、爆発も派手なアクションも女性の裸もなくて物足りないと思われる向きもありましょうが、私はこういうのがとても好きです。
牧師の父親を演じたトム・スケリットも牧師らしくてとても良かった。フライフィッシングのことは全く知らないが、信仰と釣りの区別がなかったというのが面白い。フライフィッシングは、日本で言う「○○道」のような気配がある。独自の世界観を持ち、その中に全世界の真髄さえ見出せるほどの奥深さを持っているように思えた。ジェシーの兄が釣りというと、ミミズを餌に持ってくるのを苦笑いする場面が印象的である。


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2 コメント

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ブラピ (izumi)
2005-08-25 21:49:22
こんばんは~。

TB&コメントありがとうございました!



ブラピ、若かったですよね~。うふふ。

モンタナの自然がホントに綺麗で、フライフィッシングのシーンは美しくて感動しちゃいますよね!

『モンタナの風に抱かれて』でしたね。教えて下さってありがとうございました。こちらもいい映画ですよね~。
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若いブラピ (ももママ)
2005-08-26 08:21:09
izumiさん

コメントありがとございます

フライフィッシング、やってみたくなりました。清流から遠く離れた地に住んでいる者の、夢にしか過ぎないのですが・・・・
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