ももママの心のblog

猫が大好き。有料老人ホームで生活相談員をしています。映画が好きだけど、なかなか見られません。

CSI:マイアミ 2 15話 「偶然のゴースト」(12/29 放映)

2006-12-31 | 海外テレビドラマ
パトロール警官から依頼を受けて、ホレイショらは事故現場に到着した。パパラッチのジェリーが運転中に何者かに追われ、果樹園の壁に激突して死亡して発見されたのだ。通報した「親切な人」はすでにいなかったという。ジェリーの死亡の直接の原因は事故ではなく窒息だと判明し、殺人事件として捜査が開始される。ジェリーの顔に残されていた掌紋から、同業者のラルフが容疑者としてあがってきた。
しかし、ラルフは事故にあったジェリーの顔を良い写真を撮るために動かしただけだと主張する。有名人のゴシップ写真も商売になるが、死体の写真にも良い値段が付くのだという。確かに、ラルフの写真から主張が正しいと推測され、容疑は否定される。
しかし、捜査の時に撮ったジェリーの車内の写真とラルフの写真には微妙な違いがあることに気づくカリーとスピードル。ジェリーの車からフィルムが盗まれていることが判明する。そのフィルムはタブロイド誌に売られ、アクションスター・ブラッドの同性愛疑惑として報道されていることが分かった。フィルムを盗んで売ったのは意外な人物だったと分かるが、一方、ジェリーの写真を細かく見ていくと、写っていたのはブラッドのスキャンダルだけではなく、隣家である映画スター・ダニー・ケイト邸での銃の発砲現場だった。

マイアミは、お金持ちの集まる地域でもある。ハリウッド並に映画スターの家も並ぶ地域があるようだ。広い敷地に芝生、プール。そして、その敷地内をねらうパパラッチも、ハリウッド並なのだろうか?どちらにしても、アメリカならでは、マイアミならではの設定である。
法律ぎりぎり・・・というより、軽犯罪を犯しながらスターの私生活を暴くパパラッチの取材ぶりは、日本の芸能記者なんて物ではなく、更にあくどいと聞く。ジェリーもそんな一人だった。そんな彼の胃の内容物を調べると、「健康に気をつけない人」だったという。チョコバーの成分が入っていたのだ。ああ~、私が今死んで胃の内容物を調べられたらやはり「健康に気をつけない人だったらしいわね」と言われてしまうのだろうか?ジャンキーな食べ物がわんさか出てくるだろう。情けない。
ダニー・ケイトが手の傷を隠すトリックを見破るホレイショだが、ややいただけない結末のつけ方だった。
それより、パトロール警官とのセリフのやり取りが好きだ。「私は誇り高きパトロール警官だ」と言い放つ彼に、「お前はただのパトロール警官に過ぎない」と切り返すホレイショ。決め台詞としては華がないが、相手の使った言葉を使用する小気味よさがあった。


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