ももママの心のblog

猫が大好き。有料老人ホームで生活相談員をしています。映画が好きだけど、なかなか見られません。

春一番

2006-03-07 | 季節物とお出かけ
昨日はなぜかとても不思議な気分だった。仕事が終わったのは早番なので4時。職場をでるとまだ明るくて、お天気の良い日だったのでまだまだ明るかった。日中は晴れていたのが曇ってきたにも関わらずである。お昼休みには暖かさと明るさに圧倒され、仕事どころじゃないってほどだった。

帰り道、歩きながらひょっとしてこれは、春一番が吹いたのかなと思った。花の香りのするような暖かい空気があたりを包んでいたからである。南の湿度の高い空気には白やピンクや黄色の花の香りが少しずつ含まれていて、見た事もない花の花粉が私の鼻腔を刺激したような気がした。そして、何か言うに言えないような不思議な感情に包まれた。嬉しいとも言えるが、懐かしいような悲しいような・・・。切なく胸に迫る不思議な感情だった。
その感情はずっと続き、夜になってもいたたまれないほど胸に沈殿していた。遅くなってから夕刊を取り忘れた事に気が付き、玄関ドアを開けて郵便受けのところへ出たが、そのときもだった。街頭がいつものように明るく灯り、全くいつもと変わらぬご近所のたたずまいなのだが、忘れられない人生の一コマのように勝手に脳裏に焼きつく。何なの?この感情は・・・

春はホルモンのバランスが崩れがちである。そして、もともと感情の起伏の激しい私である。何か分からないけれどあふれてくる感情が止まらない。
春一番がもたらした感情失禁なのか?

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