ももママの心のblog

猫が大好き。有料老人ホームで生活相談員をしています。映画が好きだけど、なかなか見られません。

龍馬伝 9(命の値段)(2/28)

2010-03-07 | テレビドラマ
2年4ヶ月ぶりに江戸に戻ってきた龍馬。佐那の兄・重太郎は「お前に会うために帰ってきた」といいますが、こんなこと言われて期待した佐那が不憫です。実際はそうじゃないのです。龍馬が戻ってきたのは、剣術修行の再開でした。
思いをまっすぐに伝えられない佐那のせつなさが、コメディタッチで描かれていました。ま、面白かったけど今までにない佐那の一面に唐突感もありましたね。

一方、弥太郎は牢の中で今まで考えたこともなかった商売について考えさせられます。自分の才覚だけで成功できる分野を、やっと見つけたのですね。これも出会いとひらめき・・・。弥太郎のこの出会いとひらめきから、三菱財閥の基礎が作られ、日本経済の大きな部分を担っていくのです。分からないものですね~。やたら汚い弥太郎ですが、これが大金持ちになるのですから~。

さて、この回のテーマになっている「命の値段」とは、ちょっとした悪さが発端になっています。土佐藩の山本琢磨が商人の懐中時計を偶然手に入れ、それを換金したことです。確かに貴重品を横領したことはとがめられることでしょう。しかし、攘夷を遂行するためには、規律正しい行動が求められると半平太は考えたのでしょう。たぶん、彼だって心を鬼にしたのでしょうが、切腹を迫る表情はすでにクレイジー。そんなにしてまで、攘夷を行わねばならぬのか?

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