2012年、価格設定、燃費、そしてDCTからバイク市場に一石を投じたNC700シリーズ、少なくとも後2~3年は
現行モデルで精々カラーバリエーションでも変えるかと思っていたが、この時期に750をリリースするというのは
意外だった。
排気量アップも正常進化の一つだと考えれば歓迎すべきことかもしれないし、提灯かつぎの雑誌は750の良さを
これでもかと書き立てるであろうことは想像に難くないが、それもNC750の価格設定次第。
700でかなりの販売実績を残している様だがそろそろ需要も一巡、元々バイク市場の縮小化はとどまるところを知らず、
スポーツとかツアラーとかデュアルパーパスとかいうそれぞれカテゴリー毎の絶対的なパイが小さい上に、ややこしい
免許制度と車検制度の狭間でユーザーの選択肢が制限されていることなど天下のホンダはとうに承知だからその辺も
踏まえて戦略を展開しているであろうことは言うまでもないが、世の中、先代は良かったけど二代目はどうもねぇ~なんぞと
いうのもこれまた良く聞く話でNCシリーズが不人気車の海に沈まないように願っている。