杜のお遊びライフ、

ひねもす のったり ゆったり まったり がんばらない

☆★☆ 映画【どろろ】 いま世界の才能が、あの隠された傑作を蘇らす。

2007-02-01 | ★.映画館へ行ったの 
手塚治虫の原作コミックを実写版で撮影したアクション映画です。
かなり過激なシーンのある PG-12 指定の映画です。

アクション監督に「HERO」「LOVERS」のチン・シウトンの起用や、撮影がニュージーランドだったり、衣裳デザインが天下の黒澤明の娘さんの黒澤和子だったり、妻夫木聡と柴咲コウの初顔合わせ映画だったと話題に事かきません。

手足の無い所から人間に見える様に作られた身体を、どのように表現するのか期待わくわくでした。解りやすい説明を交えた映像に、ありえるかもと思わせる所には苦心の跡が・・・・。孤児を集めた寺の設定は大分ちがっていたらしいけれど、こっちの筋書きもいいですね。重い話なのに笑いが、いっぱいで楽しい映画になってます。

魔物との戦いのシーンは素晴らしい出来でした。特に『桜魔人』『大山椒魚(おおさんしょううお)』『カラス天狗(てんぐ)』の3匹を倒す所など、妻夫木聡と柴咲コウの息の合った戦いぶりは、後の2人の関係の複線かしら。ラストの中井貴一のパパが、かっこいいなぁ。瑛太も、いいのね。杜は浮気者です(^_^;)。

妻夫木聡の表情のアップのシーンが沢山あるんですよ。思わず溜め息が・・・いい男ですね。両の手から生えた刀で戦うシーンは、かっこいいんだけれど、かわいいのだ。衣装も合ってるのね。予告のポスターは何故あんなに変な顔してるんだろう? 映画の中の妻夫木聡はステキなのに!


公開-2007-1-27-東宝(伝奇ファンタジー・アクション)138分・実写。
監督:塩田明彦,アクション監督:チン・シウトン
原作:手塚治虫,脚本:中村雅,
衣裳デザイン:黒澤和子,主題歌:Mr.Children 『フェイク』

出演:妻夫木聡(百鬼丸),柴咲コウ(どろろ),瑛太(多宝丸・百鬼丸の弟),中井貴一(醍醐景光・百鬼丸の父),原田美枝子(百合・百鬼丸の母),麻生久美子(お自夜・どろろの母),杉本哲太(鯖目),土屋アンナ(鯖目の奥方),劇団ひとり(チンピラ),中村嘉葎雄(琵琶法師),原田芳雄(寿海/呪術師・百鬼丸の育ての親).

遠い昔、いや未来かもしれないある国。戦国の世を憂う武将・醍醐景光は、戦乱の世を治める力を得るため自分の子の体48箇所を48体の魔物に差し出す。こうして生まれた百鬼丸は、仮の体と妖刀を与えられ、奪われた体の一部を取り戻すため、魔物退治の旅に出る。 映像化が不可能とされた手塚治虫の幻の傑作が今、よみがえる!(109シネマズ)

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