枝垂(シダレ)の名前からも解る様に枝が下に、さがります。
春に出る 新芽が赤い 物を、紅枝垂 (ベニシダレ)と言います。
その中でも、葉が細く長い物が、手向山(タムケヤマ)ですね。
モミジ・カエデは 種・実 で増えます。もちろん 花も咲き ます。
葉が黄色に染まる時は、緑から黄色のグラデーションに、また黄色から紅色のグラデーションもみられる。見事な変身に幾重にも楽しめる優れものの木なんです。葉が散った後はその枝ぶりが観賞できます。春になって出る新芽は真っ赤です。新芽が成長して、大きくなると、緑の葉になります。何回、色を変えたでしょうか?
菅原道真(すがわらのみちざね)古今集・百人一首
このたびは 幣(ぬさ)も取りあへず 手向山
紅葉(もみじ)の錦 神のまにまに
カエデもモミジも植物の分類としては同じ物を指します。通り名的には、カエデの中の美しく色付くものを、モミジといっている様ですね。カエデの名前は「蛙の手」から、カエルデ…カエデ、になったというのが通説で、蛙から来てるので水かきのある所から、あまり切り込みのないものをカエデと言って、モミジと区別してるみたいです。英語では、楓(カエデ)も、紅葉(モミジ)も、同じ「メープル」といいます。 カナダ産の「メープルシロップ」は、カエデの樹液からとったものです。
手入れをしてる子供達(植物)を褒められるのは、とっても嬉しい事です。綺麗に咲いた花や、見事な色に染まった葉をみるのも楽しみです。新芽や落ち葉だって素敵です。自然なものは、何より美しいと思います。
『向島百花園の年間パスポート』ですか。羨ましいですね。私の住まいの近く(歩いて行ける距離)には、そういった物がないんです。百花園の花、楽しみに伺いたいと思います。