moiのブログ~日々のカフェ

北欧&フィンランドを愛するカフェ店主が綴る日々のあれやこれや

すぐやる課、でも

2004-07-21 23:06:08 | コラム、というか
炎暑の中、道行くひとの気をなんとか引けないものかと思い、テイクアウトメニューを考案してみました。 自家製はちみつレモンスカッシュ。マラソンの給水所の発想で、1)ちょっと栄養ありそうで、2)歩きながらさくっと水分補給できる、のがポイント。しかも、自分の体温を超えるような暑さになると、ひとは「炭酸系」のドリンクを欲する、という「飲食業界の定説(?!)」にならい、さわやかな炭酸系の味わいに。ふと思いついてから3時間後には商品化。なんだこの異様なスピードは!ひとりで店をまわすということは、毎日が「すぐやる課」状態、この軽快さこそが身上なのです。
ところが、道行くひとの食いつきはいまひとつ・・・。う~む、企画だおれ、かも。すでに幻のメニュー誕生の予感。「すぐやる課」は、こうしてときに「すぐやめる課」だったりもするのです。

41℃って

2004-07-20 21:34:29 | コラム、というか
こういう天気が続くと、商売的にすごくキツいです。ちょっと暑いくらいなら丁度よかったりするのですが、さすがに40℃なんて生命の危険を感じさせるようなことになってくると、ぶらぶら歩いているひとなんて探したっていやしません。でも、そんな日は、常連のお客さまのありがたさをいっそう身にしみて感じる日でもあります。実はこんなひとたちに支えられてmoiはあるのだな、と実感するひととき。

ブラジル:ボディ・ノスタルジア

2004-07-20 11:59:56 | コラム、というか
BRAZIL:BODY NOSTALGIA(~25日、東京近代美術館)を観てきました。なにせ「ブラジル好き」でもあるもので。
9人のアーティストの作品を、〈身体性〉という切り口からとらえることで、複数の民族/歴史がポリフォニックに交錯するその国の特異性を浮き彫りにしようという意欲的な展示ではありました。が、ひとくちに〈身体性〉といっても、深く社会性に根ざした表現がある一方で、限りなくパフォーマンス的なものもあり、全体を通しての印象という点ではちょっと希薄だったかも。ふだんあまり接する機会のない、ブラジリアン・アートの「ショーケース」という意味で、むしろ刺戟的でした。
その後、神楽坂に流れて、路地裏のお茶屋さんの建物を改装(というよりはそのまんま)したお店でごはんをたべましたが、日頃あまり縁のない町の、しかも路地裏、というのは、ちょっとした「旅気分」をかきたててくれるものですね。荻窪の路地裏(?)にたたずむmoiも、ときにはそんな気のきいた〈舞台〉としてみなさんのお役に立ちたいものです。

2歳になりました

2004-07-19 01:04:01 | コラム、というか
おかげさまで7/18をもちまして、moiは2歳になりました。そこで、ちょこっと趣向を変えて「北欧みやげ市」なるイベントを開催しました。このうだるような暑さの中かけつけてくださったみなさん、とりわけ行列をつくってお待ちいただいたみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。Kiitos!!!ちなみに、少しだけ手元に残った雑貨はひきつづきお店に置いておくつもりです。
それにしてもいつも不思議に思うのは、モノって、それを心から必要としているひとの元に行くようにできているんですね。売り手としてもうれしい瞬間です。