吉良吉影は静かに暮らしたい

植物の心のような人生を・・・・、そんな平穏な生活こそ、わたしの目標なのです。

夏だ! 海だ! 海賊だ! 『パイレーツ・オブ・カリビアン ”最後の海賊”』

2017-07-13 12:31:06 | 映画・ドラマを観て考えよう
 梅雨明けにもまだなってないのに気温は連日30度超えで、ムシムシと湿度も温度も高いこの季節、あまりの不快指数の高さに外に出る気にならない、そんな気分をスカッと一掃するような映画はないものか・・・お待たせしました!今年も海賊の季節ですっ!!・・・もはや歳時記と化したような『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの新作です!

 ストーリー!? え、毎回ほぼ同じでしょ?説明の必要あるんですか?

 もともとディズニーランドのアトラクションを宣伝するために作られ始めた映画が大ヒット、毎年夏になると作られるようになった・・・それで充分です。

 毎回趣向を変えて楽しませてくれる危機また危機の連続・・・どんな危機に遭っても絶対に死なない(?)ジャック・スパロウ船長。


 ギロチンの刑に処されようとするジャック・スパロウ船長を助けようと大砲をブッ放すと、ギロチン台が壊れて(なぜか)鉄棒の大車輪のように回転、ギロチンの刃が上下に行ったり来たりするシーンは笑えます。

 今回は若い頃に奇策にハメて全滅させた"海の死神"サラザール船長たちの悪霊が相手。

 こ、これはCGでしょうか?それともただ似てるヒト?・・・若き日のジャック・スパロウ(まだ船長ではない)。

 フライング・ダッチマン号の虜(管理人?)になっているウィル・ターナーを解放するために、息子のヘンリーがポセイドンの三叉の鉾を手に入れようと航海に出るというストーリーに、お馴染ジャック・スパロウ船長とキャプテン・バルボッサが絡む・・・・二人のキャプテンは悪霊を打ち負かすためという理由で三叉の鉾を捜すことになる・・・ポセイドンの鉾こそは全ての海の呪いの源なのだ!・・・・と。

 ブラック・パール号が復活するまでの仮の海賊船の船名・・・眼のイイ人は読めたらちょっとだけ楽しい。

 グータラでいい加減な海賊たちが(なぜか)危機を乗り越え新しい航海に出発・・・というメデタシメデタシの結末。

 何も考えなくていいこのシリーズ・・・私は昔あったドリフターズ『8時だヨ!全員集合』のコントみたいだと思ってます。吊り橋や障害物なんかを笑いをとりながら順番にクリアして、ジャングルやお化け屋敷から脱出するアレです。

 ※『8時だヨ!全員集合・・・大人気でしたが放映当時は『低俗の極み』と酷評されてました。

 ビール片手にこの映画で夏はスカッと!!!

 P.S.トライデント(三叉鉾)の力が解放されて海の呪いは全て解かれた筈ですが、クレジットの後で現われたあのカニ爪は・・・・ひょっとしてキャプテン・バルボッサ!?
 『最後の海賊』といいながら、まだまだ続編はあるようです。ご安心を。


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