バイク一筋だった私もとうとう4ッ輪に乗ることを決断したのは阪神大震災の後です(罹災後の荷物運搬は流石にバイクでは無理だったので💦)。
※日産プレセア ブラックスター
※映画マッドマックスのワンシーンから
数ある中から選んだのは日産プレセア「ブラックスター(二代目)」でした。
※日産プレセア ブラックスター
エンジンはあえて伸びのイイ1800を選択。余裕のある2000よりも「回して楽しめる」1800を選びました。「これの方が思い切りブン廻せる」と踏んだワケです。
当時は若者の間で「黒」が流行りでした。黒い車のイイ点は①磨けば美しさが際立つ②キズの修理がし易い(タッチアップが楽)、ワルい点は①汚れが目立つ②夏場はメチャ暑い☀️😵💦、です。
私の中の「決め事」として「ニューモデルは買わない」がありました。メーカーの常として「ニューモデルは不具合が多い」のを知っていましたから(たいてい翌年までに対策部品が結構出てきます)。
狙い目はマイナーチェンジモデルです。売れ行きが落ちてきたのを回復させるために行うマイナーチェンジはフロントグリルを中心とした小変更に留まり、他の大部分は安定したラインの産物だから安心です。
低く構えた流線型のフォルムに魅かれ購入を決めました。私はMT車にしたかったのですが、パートナーが「今どきMT車なんて」と言い張りATに落ち着きました。バイクと違って一人では決められないのがクルマなのです。なんとなく釈然としなかったのですが「マッドマックスだってAT車(スーパーチャージャー付フォードファルコン改)だ❗」と変な言い訳をしていました(笑)。
※映画マッドマックスのワンシーンから
実際AT車でもカーアクションは可能です。パーキングブレーキが手動レバー方式なのでブレーキターンを多用してよく遊んでました(習得すると細い一本道でUターンするときなど便利でした)。
空力特性は「非常に良かった」のです。実際に最高速はリミッターが効く180km/hまで出ました(←もう時効ですからね💦)。直線でひたすらアクセルを踏み続けるとメーター読みで185を過ぎた辺りで急にエンジン音が静かになって減速です。「あ、リミッターが効いたな」と体感できました。
ニッサン車らしい直進安定性のイイ車でした。どちらかと言えばハンドルは「重め」が私の好みです。トヨタ車によくあるフラフラした軽いハンドルは嫌い。高速で直進中に「ビシッと決まる」ハンドルがイイのだという信念を持っています。
オーディオも良かった。この頃はバランス調整機能が付いていたのでリヤスピーカーの存在を体感することができましたねー(当時はCDプレイヤーの出始めで常に数枚のCDを積んでドライブしてました)。
こーゆー空力特性に優れたクルマが作られなくなったのは実に残念なことです。
今のクルマは車高が高くなり、乗り込み易いクルマばかりになってしまいました。
使い勝手は良いのでしょうが、走る性能は確実に犠牲になっていると思えて仕方がありません。
13年乗ってオルターネーターが壊れ交換したのを境に買い換えを検討するようになりました(このまま乗っても今後修理代が嵩むだけではないかと・・・)。直接のきっかけはクルマを他人に貸して派手に傷をつけられたことでした。修理するよりは「いっそ買い換えを」と思うようになったワケです。
(②につづく)
僕もフラフラハンドルはい嫌いです
ある方がトヨタの新車を買い見せに来ました試乗して感じたのはふらつきです
言いましたアライメントおかしくない?
軽いわだちでさえハンドルに集中しなければなりません
しかしみなさん運転しづらい車に乗ってるんですね。
最近は解消されたでしょうが、一昔前のトヨタ車といえば定まらないハンドルとフワフワしたコシの無いスプリングで真っ直ぐ走らなかったものです。ニッサン車は真逆で「パワステ付けてくれ~」と言いたくなるくらい重いハンドルが特徴でした。私はバイクでもフロントのスプリングを強化して直進安定性を上げたりしてましたから迷わずニッサン車でした。この頃のニッサン車は個性が強くてイイ車が多かったと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。