林直史著 汐文社
サッカーやダンスなど幼い頃から色々なことに挑戦していた高木姉妹。お兄さんがスケートに通っていたことがきっかけで2人も始めることに。それぞれが良い成績を残していきますが先にバンクーバーオリンピックに行ったのは妹の美穂でした。次にオリンピックに行ったのは姉の菜那。歯を食いしばりながらその姿を見ていた姉の菜那は、次のソチオリンピックに出場。メダルを手にすることはできませんでした。
二人はそれぞれの所属場所で自分を磨きます。その後、姉はオランダに拠点を変えることで転機を迎えます。その時に出会ったコーチが、後で妹の美帆のはコーチにもなり影響を与えます。
二人のスケート人生をたどって才能や努力を知り、より冬季オリンピックが楽しくなりましたし、応援したくなりました。