オランダの家族の物語。
ファン•オールト家には、五人の子供たちと
生まれたばかりの赤ちゃん、医者のお父さん、
お母さん、お手伝いさんがいます。ある日、
ドイツから逃げ出してきたヴェルナーを
一時的に預かります。ヴェルナーは、生活
するうちにオールト家の子供たちと打ち解け
ていきます。
運河に氷がはり、スケート遠足をしたり、
玄関からサンタクロースが現れたり、
アムステルダムの宮殿、ホットチョコレート、
ケルストクランスというクリスマスケーキなど、
オランダの暮らしが温かく描かれています。
しかし、そんな人々のくらしに戦争が
迫ってきます。
後半の『あらしのあと』に続きます。
冒険者たち ガンバと十五ひきの仲間
の斎藤惇夫さんのおすすめ本です。