恩田伸永(おんだのぶなが)中二は、
父親から引っ越しの話を聞いた。
名古屋から、大嫌いな徳川家康
生誕の地、岡崎に。
次の学校でも部活はサッカー部を
考えていた。しかし、今度の学校に
サッカー部は、ないらしい。
しかし、理科室に行くことを勧められ
行ってみると、そこは、
『ロボサッカー部』だった。将来
人間とサッカーして、勝利することを
目指すロボカップというものがある。
ここは、その小中高生版の
ロボカップジュニアに出場するための
部活らしい。
プログラミング担当の徳山家康
副部長の小早川、そのほか
榊原、井伊、本多
戦国武将と同じ苗字の部員たち。
えらそうな徳山と、知識がないのに
どんどん提案するノブナガは、
打ち解け合わないまま、
大会の日近づいて行った。