１ヶ月

　
４月１１日（月）はれから曇って雨
　
大震災から１ヶ月が経った。
早かったのか、遅かったのか、正直わからない。
ブログを書き続けたけど、こうやって振り返ってみると
時間の感覚が麻痺している気がしないでもない。
　
ここ一週間は、都内でも比較的大きい揺れを感じる地震が起きている。
今日もそうだった。
家のなかでぶつかりあう本棚や、グラスの音が不気味に鳴る。
大震災が起きて、２、３週間は体が揺れていた。
ココ数日の地震でも、また体が揺れているような錯覚に落ち至るようになった。
　
はじめの揺れがだんだん大きくなると不安になる。
もうこれ以上大きく揺れないよね。大丈夫だよね。
心で唱え、自分に言い聞かせるを繰り返す。
寝ている時に揺れる
お風呂に入っている時に揺れる
リラックスして居る時に揺れる

いつ地震が起きるかと、不安になるのは今でもかわらない。
これ以上大きい地震が起こらないで欲しい。
　
そんな今日の夜空

まもなく２３時になろうとしている。
夜なのに、この赤く焼けたような夜空。
これ以上、何も起こらない事を祈るばかり。



一日も早く、たくさんの方々の日常が戻りますように。
　
　

　

美しさの魔物

　
４月１１日（月）はれ？
　
またも苦手ジャンルに挑戦！

　
桜の森の満開の下　坂口安吾著
　
桜の森の物語。
美しいピンクの連なる森
今とは違って、人なんぞがわざわざ敷物を敷いて居座るなんてありえない。
　
はかなく散る淡いピンクには魔物が住んでいる。
　
　
てか、桜から広がる物語の展開が
想像もしていない光景になる。
よくこんな展開おもいついたもんだと、ある意味感心してしまった。
　
　
美しいものには魔物が潜んでいる。
それは心の油断ともいえるのかもしれない．．．

ハッと思わせる美しい光景。
美しい女性にダマされる男性の愚かさ。

そういったものは繋がっているのだろう・・・
　
　
追記
明日１２日は本屋大賞が発表される。
わくわく。