むるあの趣味部屋

むるあの話の中でも趣味に関しての評価関係を集めてみようかなと。

ランブルローズ(PS2)

2005年02月18日 17時01分05秒 | ゲーム(PSP)
■ランブルローズ@PS2
公式サイト

【オススメ度】
★★★☆☆
【自己満足度】
★★★☆☆
----------
ちょっと今晩にはゾイドインフィニティゲット予定なので、ルミネス攻略の前にレビューだけ先挙げちゃいます(^^;

さて、XBOXのDOA XTREME BEACH VOLLEYBALL(以下DOAバレー)の双璧を成すのか? と言わんばかりのゲームとして注目されているこの作品。

個人的にDOAバレーは見ただけですし、ランブルローズ(以下ランブル)はプレイしたからこそのインプレなんですが、今回その所謂「セクシー」な部分は敢えて語らず、ゲーム部分を書いていきたいと思います。
だって、自分からみて、キャラ立ちは少し違うけれど、どちらも十分と思ってますし、そこに言及したレビューは他の方の所でも読めますしね(^^;

さて、むるあは先に言っておくと、プロレスゲームはほとんどしないのです。
一番最後にしたのは多分GIANTGRAMをゲーセンでやりこんだのが最後かなぁ。

というわけで、あまり経験のない人間のレビューですがご容赦を(^^;
ついでにいうと、難易度はヘタレて今はEASYで進めました(汗)

----------

操作感は良好でストレスはなし
結構簡単操作で、初心者でもそれほど難しくなく気軽に操作可能



基本的な動きは、十字キーで移動(Xキー押しながら十字キー入力でダッシュ)、□で打撃、△でグラップル(投げ・掴み)、○で特殊行動、となっています。
(その他R1との組み合わせで打撃受け流し・投げ返し・各種ムーブ返しが可能)

で、動かしてみると意外に軽く動いてくれますし、技をかけにいったりする反応もすこぶるよいので、軽快に動きます。
実際プロレスゲームをしていない自分でも、EASYとはいえ軽快に操作できるので、そういうストレスはありません。

各種必殺技ともいえるキラー、リーサル、Hの各種ムーブについても、条件付の場合もありますが、ゲージストックある状態でL1orL2での発動とお手軽で、気軽に使っていく事もできます。

ちなみに各種防御操作に対しても、R1で打撃にガード、R1+○なら打撃受け流し、+△で投げ返し、+L1ならキラー、リーサル返し、+2ならH返しが出せます。
打撃受け流しなんかはモーション見えたところで狙う事も可能で、投げ返しも掴まれるところだけでなく、掴んでから技移行のタイミングでも返しが可能なので、積極的に狙えます。
ちなみに連打では今のところ自分は反撃成功したことがないです。


慣れれば可能なのか?
反撃できそでできないムーブ



ただ、ここでちょっと難点が。

というのは、キラーやリーサル、Hの各種はまず見てから返せません(汗)
というのも、掴みにいくモーションが目立ちにくいため、食らったらキラームーブだった、という事が多いのです。
一応発動エフェクトあるんですけど、大概CPUも近距離で発動しますから、ゲージあっても見てからでは間に合わないことがほとんどです。

また、起こされた後のピヨリの状態での反撃も出来ません。
これのせいで、ラスボスにハメを食らうことがあります(汗)
ラスボスはキラー当てるとゲージ8割溜まるので、キラーヒット~起こされピヨリ状態でキラー、ってのを繰り返されるともうアウト。
一応お越しのタイミングで反撃できればいいのですが、投げ返しは成功させるのが簡単ではない部類に入るので、自分なんかだと瞬殺でした(--;


マニュアルで説明不足なところが
これができるだけでプロレスの爽快さが変わるのに気付かない事も



特殊動作の○ボタン。
凶器を拾うとか、リングイン・アウトできると、マニュアルにちょっとだけ書いてあります。

しかし、むるあはひとつの憧れがありました。
それはコーナーに登っての行動です。

これ、実は○ボタンでできるのですけど、一切書かれていなかったりするんですよね(汗)

例えば

コーナーに向け相手をハンマースルー

おっかけダッシュ

○ボタンで入れ替わりコーナーへ

コーナーからの攻撃

やればこういう華やかかつ、自分かっこいいんじゃ? なんて酔える行動が可能なんですが一切書かれてませんでした(汗)
一生懸命やりかた探したりしてました……。

コーナー登りたい時はコーナー付近でコーナーに向いて○ボタン、を覚えておくといいでしょう。

これに合わせて、移動に関しては、十字キーだけだと相手の方向を常に向いて動くので、×ボタンでのダッシュも駆使して相手以外への方向を向く事もちょっと大事だったりします。
でもコーナーについて一切書かれていなかったので、こういう要素もあまり気付きにくかったりします(^^;

なお、コーナーやロープ絡みの投げ技は、その側での相手の掴み方からの条件式です。
なので、コーナー登ったからコーナー関係の投げが出せるわけではなく、コーナーに追い詰めている時に所定の技を入力、となります。


1キャラとしての技は多いが
気をつけないと技が少ない錯覚に陥ります



EASYだからこそ気付いた、というべきかもしれないですが。

キャラ毎に個性的な技がありつつも、やはり技としては技かぶりはそこそこあります。
誠使ったあとに零子使った時、最初コンパチかと焦ったのは内緒です(汗)

まあでも、それはプロレスだから、と思えばそれほど気になりませんし、何より掴み方向で技が変わるので、決して1キャラとして技が少ない事はありません。
(ある程度持っている技の方向性が違うので、全員が同じ方向でかぶりまくりって訳でもないですしね)

ただ、それでも「技が少ないんじゃ?」と錯覚しそうになることがあります。

というのは、起こしたときや投げ返しのあとの投げって、基本的にピヨリ状態であることが多いのですが、右掴みだろうが左掴みだろうが、ピヨリ状態の時に出る技が固有(4方向入力)になるんですよね。
なもんで、自らピヨリでないときに狙って掴みを変えたりしないと、同じ技を繰り返し見る事も多くなります。

なので、技が少ないと錯覚しやすくなりますが、そこはエンターテイナーとなるべく自らうまく切り替えていきましょう。


Hムーブの存在に固執すると
すさまじく単調に……



このゲームの華ともいうべきHムーブ。
そりゃガンガン使いたいですよね!
ですが、そのためにはHゲージを溜めないといけません。

溜めるためには溜まる技を使わないといけないのですが、間接技だとギブアップを取ってしまう可能性もありますし、PINフォールの投げ技でも、3カウント取ってしまう事があります。
なので、必然的に狙おうとすると似たような技ばかり使うことになりがちです。

なのでHムーブ決めたいけど、色々駆使していきたい人は、オプションでHKOのみ勝利をONにしておきましょう。
でないと、単調な作業になりがちだったりします。


やりこみ度はちょっと薄い
もう少しモードが色々あったら……



ゲームモードはSTORYとEXHIBITIONです。
STORYキャラクリアで裏キャラやボスが増え、裏キャラクリアでボス裏キャラが出て、というのがひとつのやりこみ。
そしてもうひとつはEXHIBITIONで、VOWシステムでヒールかベビーにしてチャンピオンにチャレンジし、倒してチャンピオンになったり防衛したりして、Personalを開いていく、というものです。

ですがこれが意外に簡単なのですよね。
まあEASYだからというのも否めないでしょうけど、結局タッグだとかは一切ありませんから、1キャラで1キャラと戦うだけのEXHIBITION、決まった流れでの連戦のSTORY、しかないって事になります。

個人的にはキャラも多いから、せっかくだったら連戦向けのサバイバルモードとかあったらなぁ、と思いましたが、まあ北米版でもなかった要素がぽんっとはつかないんでしょうね。
自分は事前情報集めず購入だったので、そういう部分でちょっと残念には感じました。

実際VOWもやりこむほどの誓約付ける価値があまりないですし、誓約を破ったペナルティも特にないですからね。
どうせだったら、誓約つけたら誓約を守りきる状況を作る、くらいのほうが誓約らしさがあったんじゃないかな? と思います。
(例えばダッシュしない、だったらダッシュ一切できなくしたり、R1使わないならそこは使えなくする、相手のキラーを一度食らってから勝利、だったら食らうまで敵をギブアップ、3カウントできないとか)

あと難易度の関係で、フォールには普通に強いCPUが間接技では同箇所に2~3回技かければギブアップ、というのもありました。
情報を買ってから集めたところによれば、難易度あげれば今度は間接ではまずギブできない、という状況にまでもっていけるようですが、どちらかといえば、その辺をもう少しバランスとってくれていたら、と思う部分もありますね。

間接とPinフォールが同じ位(若干部位狙いのほうが耐久低め)での耐久力バランスであれば、どちらを攻めるか考えて行動しそうなんですけどね。
EASYでSTORYさくっと終わらせたいなら、とにかく同部位に間接、で終わっちゃいますので注意しましょう。


とりあえず気になった点は色々あるけれど
目的があうなら買ってもよし!



とりあえず色々書いてみましたが、ゲーム性としてはあっさりしている方だと思います。
とことんやりこむ、というよりは、やはり「セクシーだ!」と鑑賞したり、それこそ気晴らしに2~3戦楽しもうか、というのがこのゲームの遊び方だと思います。

ゲームの操作感のよさもあるので、やりこもうとすると不満はでますが、遊ぼうっていう意味ではさしたる問題はないですし、普通にプロレスゲームとしては楽しめるかと。
個人的に、GIANTGRAMを楽しんでいた頃を思い出せたのと、キャラそれぞれの色っぽさとかで楽しんめましたよ(笑)

多分雰囲気としては続編いきそうな感じなので、次が出るようであれば、やりこみ要素が加わっている事を切に望みつつ、期待していきたいな、と思いました。