「
2012 豆腐フェア」の会場入り口、すぐそばに
「
全国豆腐試食会」コーナーは設けられていました。
かなりの人気で、受付でチケットを買い求めた
来場者の方々は、ブースを巡りをするより何より、まず
試食会(食べ比べ)コーナーに行列を作って並ぶ――という有り様。
会場に到着した来場者は、長蛇の列に気を取られてしまい、
会場内の各ブースを見て回るべきか、とりあえず並んでみるか
思案してしまう人々も たくさんおられましたねえ。
会場に直進して入場する方々に声をかけ、弊紙を手渡すのはスムーズ。
しかし、試食会の列側に回り込まれてしまうと、目が行き届かなかったり。
☆
そんな訳で頃合いを見て、壁に沿って延々と続く行列に近づき、
「
トーヨー新報」をまだ入手できてない一般消費者には
一声かけた上で、お渡ししていました。
その場で、じっくり紙面を繰ってくれると、やはり うれしいものです。
中でも反応が良さそうな女の子2人組(おそらく十代)がいたので、
「どの記事が面白いですか?」などと話しかけてみました。
「え~。お豆腐の専門紙があるのが、すごいなあ!って」
ショートカットの娘がありがちな解答(もっと周知を図らねば……)。
ヘア・マニキュアか何かで、艶やかに髪を光らせる娘は 隣でクスクス。
☆
リラックスしたのか、短髪の娘が軽口を叩きます。
「……私、
関係者なんですよ」
「そうなんですか。失礼しました」と深々とお辞儀。
「関係者、関係者」と髪を染めた娘が横ではやし立てる。
「群馬の友達が会場のブースにいるからと呼ばれちゃって」
「群馬ですか? いつもお世話になっております。
今後ともよろしくお願いいたします」と平身低頭する次第。
で、また別の来場者の下に駆け寄り、別れた後になって、
「群馬の組合って出展していたっけ? こんにゃく組合??
……
大豆職人GUNMA!」みたいな。
(画像は群馬県のご当地キャラ「
ぐんまちゃん」。本文と直接は関係ありません)