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「トーヨー新報」食客日記

豆腐などの大豆(加工品)、こんにゃくを中心に、日本・世界の食文化……その他諸々について、あれやこれやと夢想する日々です。

新曲「豆腐」

2012-02-06 12:19:50 | グルメ

ちょうど一年ほど前から気に懸けていた地下アイドル(?)
BiS」の新曲が無料配信されていたよ。いろいろ
ややこしい問題があって、一押しだったUK(キャラは当然。
おでこのラインにも フェティッシュな魅力があったのね)
が辞めてしまい、距離を置いて眺めていたのだけれど、
残された3人が「ホントバカだ あいつ 死んじゃえ豆腐のかどで
なんて歌っていると知ったらば、チェックしておかなきゃね、一応は。




18禁

2012-01-17 12:15:00 | グルメ

リサーチを重ねて、消費者の嗜好などをそのまま取り込もうとしても、
結果的に空振りに終わるケースは多い。
得てして、自分ではっきり「これ」と決めることはできないものの、
提供されたものに対しては「何かが違う」と
一言付け足したい人々が大半だからである。
       ☆
良く言えば「中庸」。決して無理はしない。雰囲気で流される。
極論でまとめると、スティーブ・ジョブズの名言
多くの場合、人は形にして見せてもらうまで
自分は何が欲しいのかわからないものだ
」になる。
中途半端な迎合がいちばん良くないのだろうと思う。
       ☆
辛党もうなる……」との惹句に吸い寄せられて、閲覧した記事があり、
18禁カレー」のことだった。知ってる、知ってると思い、
近所のスーパーでもまだ取り扱っていたっけ?と記憶を辿る。
最初はここまで刺激的なパッケージではなかったそうだが、
売れなかったため“18禁パッケージ”に変更したところ

ネットで話題の商品になった」とは、スタッフの発言を受けて。
       ☆
まあ、パッケージよりも実際の辛さ。激辛を謳った商品は多々あり、
そのたびにトライしてはみるが、大方のところは失望させられる。
スーパーで見かけてスルーしたのも、期待薄かと即断したせい。
具体的にどれくらいの辛さなのか、見てわかる表示が欲しい。
例えばグリコ「LEE 辛さ×30倍」と比べてどうだとか、
CoCo壱番屋」を基準にしたら何十倍に該当する――とか。
いろいろと支障があるのは、了承しているけれども。

ラニーニャで減収

2012-01-13 14:16:56 | グルメ
CNN」によると、アルゼンチンの干ばつで、
大豆とトウモロコシの減収が懸念されている
とか(以下、引用)。
       ☆
国立農業技術研究所でディレクターを務めるカルロス・カサミケラ氏は、
ラニーニャ現象による収穫量減少は税収にも影響すると指摘する。
干ばつの影響が最も大きいトウモロコシと大豆は
政府の税収基盤としても重要な作物で、大豆の収穫量が減ると
国際取引価格が上昇し、税収にも影響するという。
アルゼンチン農相は1月12日に農業緊急委員会を招集し、状況を分析した。
農相は、天候不順の影響は2月中旬まではっきりしないとしている。
コルドバやサンタフェ、ブエノスアイレス西部地域では、
12月の降雨量が平年の20%程度にとどまっている。
       ☆
全然関係ないけど、“サンタフェ”という地名で、ブラジルでなく、
米国ニューメキシコ州の方を思い浮かべるようだと、年齢がばれるよねw。

糸魚川の焼き豆腐

2012-01-12 12:19:41 | グルメ

新潟・糸魚川市や滋賀・東近江市などでは、
独特の焼き豆腐の“形”が確認されている。
通常の焼き豆腐1丁を切ったものがいくつか
立てた状態でパッケージングされているのだ。
※本紙「1月11日号」参照。本ブログ「糸魚川」でも言及。
何故、そういった形状で取り扱われているのか、
ヒントを見つけた! ただ何故、一部地域でのみ
残存しているのか、その原因は特定できていない。
地域食品には、まだまだ謎がいっぱいだ。

ネバネバーダ

2011-12-15 12:25:46 | グルメ

小泉武夫先生が発案(?)した「ネバネバーダ」を食べたよ。
難しいことは何もない。手近にある ねばねばした食材を放り込んで
かき混ぜるだけ。昨夜は おくら、なめこ、山芋、生卵……
もちろん、納豆も。どう見ても、何度食べても、身体に良い物ばっかり。

糸魚川

2011-12-13 08:45:34 | グルメ

野瀬泰申氏が「食の方言」等で再三指摘されていた
糸魚川―静岡構造線」(≒フォッサマグナ)。
この東と西とでは、食文化に顕著な差異が見出される
という(例えば、ハンゴロシ文化/モチ文化)説ですが、
逆に言うと、そのライン上に位置する土地では、
極めて特異な食文化が存在するということになりません?
先頃、マラソン部長が新潟に出張に行った際、
糸魚川市で見つけたものもそのひとつ、焼き豆腐なのでした。
焼き豆腐なんて、日本のどこでも普通にあると思うけれど、
それが一癖あるのでして……to be continued.

2011-12-11 12:39:17 | グルメ

冷や奴」の「」――近世の奴(やっこ)
=仲間(ちゅうげん)が四角形の紋を付けたから
そう呼んだ、というのは俗説だとか。
このネタで メルマガの記事 書こうかな(五七調)
とも思ったけれど、「この季節に冷や奴かよ!」
小人さんから突っ込みが入りそうなので、夏まで延期。

3大うま味(追記)

2011-12-03 12:42:00 | グルメ

グルタミン酸はアミノ酸系のうま味、
イノシン酸およびグアニル酸は核酸系のうま味。
       ☆
あと、言わずもがなのことだけれど、
“歴史”とは文字として残された情報。
文献が残っていなければ、落葉樹林文化圏の古代日本人が
椎茸のうまさに(かなりの確率で)気付いていたとしても、
干し椎茸のうま味を知っていたかどうかについては、
道元の記録の残る13世紀まで下らざるを得ない。

3大うま味(暫定)

2011-12-03 12:09:21 | グルメ

現在の日本で評価されているうま味を3つ挙げ、ポイントをまとめてみる。

1. 昆布グルタミン酸
 [発見者]
明治41年(1908)、池田菊苗博士が昆布のうま味成分、グルタミン酸を発見。
明治42年(1909)、鈴木三郎助、忠治兄弟が池田博士と共に商品化(=「味の素」)。
 [歴史]
霊亀元年(715)、蝦夷の族長・須賀君古麻比留が元正天皇に広布(=昆布)を献上(『続日本紀』)。

2. かつお節イノシン酸
 [発見者]
大正2年(1913)、小玉新太郎博士がかつお節のうま味成分、イノシン酸を発見。
昭和35年(1960)、イノシン酸ナトリウムを調味料として商品化。
 [歴史]
10世紀初期、『延喜式』(913年)の「民部主計」に、煮堅魚、堅魚に続き、
堅魚煎汁(いろり)」の名が記される。かつおだしの素と目される。
※『古事記』、『日本書紀』に記される「堅魚」とは、魚としてのカツオでなく、
カツオを乾し固めたもの。だしとして使用されたかどうかまで不分明。

3. 椎茸グアニル酸
 [発見者]
昭和35年(1960)、国中明博士が椎茸のうま味成分を発見。
 [歴史]
鎌倉時代初期、道元禅師の記録において、椎茸の名が初見。道元の船が
宋の寧波に入港したところ、大陸の人々が干し椎茸を買い求めに来たという。
道元は貞応2年(1223)に入宋し、安貞元年(1227)に帰国。

鳥取とうふちくわ総研

2011-11-25 18:30:46 | グルメ

とうふちくわに関して、いろいろと裏を取ることがあり、
鳥取とうふちくわ総研」の方に連絡を入れ、
ごにょごにょと了承を得させていただきました。
どうもありがとうございました。今後とも、どうぞ
よろしくお願いします――なのであります。