
阪神方面への取材の後で、「
B-1グランプリ」告知チラシを貰いました。
B級ご当地グルメ好きとしては見逃せない同祭典ですが、
第6回を迎える今年は姫路市で開かれるのですね。
11月の12日(土)、13日(日)の開催。
姫路からの出展は、やはり、
姫路おでん!
☆
おでん研究家・
新井由巳さんの著書で
全国津々浦々のおでんに開眼させられた往時、
姫路おでんの存在にも着目せざるを得ませんでした。
生姜醤油を付けて食べるという独特のスタイル、
それを現地で実際食した時に、どんな感興を催してくれるのか?
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(現職に就く前から)食に関する文献は読み漁っていたのですが、実のところ、
「トーヨー新報」に入って、初めてプロ意識らしきものを持って手にした書籍が、
野瀬泰申さんの『
全日本「食の方言」地図』(日本経済新聞社)でした。
「
食の方言」という着眼点がチャーミングで、目から鱗。
他の著書も注文したり、図書館で借りたりしてチェック。
(
食品サンプルに関する考察は、特に面白かったです)
「日本経済新聞」ウェブサイトの連載も耽読したことですよ。
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その野瀬さんが立ち上げ時から深く関係していたのが、
「B-1グランプリ」なのですね。
同祭典で取り上げられた名物レシピは、全国規模で展開されることもしばしば。
(横手焼きそばや富士宮焼きそば、せんべい汁など、今や関西でも見かけます)
いわゆる「グローカル」を体現したようなコンセプトだなあ、と。
今年の11月は、姫路おでんを再確認するとともに、
全国からやって来る郷土料理の猛者と相まみえることを期待しているのです。