この項も、これで最終回になります。
あの「
2012 豆腐フェア」から既に一週間が経過しました。
今回は、従来のように豆腐関連業者ばかりでなく、
一般消費者の来場をも 積極的に図ったこともあり、
大盛況となった訳ですが、問題点もまた改めて浮き彫りになった格好?!
そもそも「
全国豆腐油揚用優良資機材展示会」として、
1971年にスタートした時点から内包されていた問題なのですが、
「豆腐フェア」は誰のためのものか? (同じような問題意識から、
「3月21日号」掲載の「
おかべ考」も読み解けるかと思います)
☆
さて、会場入り口で本紙を配っていたぼくに声をかけてくださるのは、
一般ビジターばかりではありません。お見知り置きの組合関係者や
関連資機材業者の方々も 行ったり来たりしている現場ですから。
昔からお世話になっている某スポンサーの方が、ふらふらと歩きながら
ぼくの前で足を止めると、「今回は何部くらい増し刷りしたの?」。
「●●●●●~●●●●●部くらいですかねえ」と、うろ覚えの数字を挙げてみます。
(印刷所から会場への直接送付に加え、京都の事務所から送った分もありまして)
☆
「だいぶ、はけているようやねえ」
「お陰さまで」と返しますが、先方の顔色は憂わしげにも見え。
「今回配布した紙面に載っている広告は、通常の倍以上、
人目に触れると思いますよ。広告効果も抜群ではありませんか」
「でも、ほとんど一般来場者に配っているんでしょ?」
「……そこから可能性が広がっていけば、いいんですよね。
うちもまず、手にとって読んでもらうという機会が大事ですし」
☆
そう。「豆腐フェア」は、最初から資機材展という顔を持っていたし、
現在も要はそこに在る。一般消費者が豆腐に熱烈な興味・関心を抱き、
その熱を受けた豆腐屋さんが元気になるにとどまらず、
資機材業者にも波及する――という流れが原点なのです、疑いもなく。
日本を代表する食材、豆腐をめぐって、
消費者と豆腐製造業者が結び付き、
さらには関連資機材業者を含めた皆が ハッピーになれる。
(もはや モノやサービスを一方的に売るだけで通用する時代ではありません)
ある意味、豆腐を中心とした“
三方良し”の構図が描かれる。
それが「豆腐フェア」の未来形であって欲しいと念じるのでした。

(画像は「
豆腐屋ナイト」で激写される両大使。本文とは関係ありません)