沖縄の米海兵隊、孤立の島に救援物資 揚陸艇を活用(朝日新聞) - goo ニュース
佐世保を母港にするUSS-ESSEX(LHD-2)が三陸沖で島部の復興支援を行なっている。LHDは外観は空母型でヘリと揚陸艇を搭載し、敵国に上陸を行なう強襲揚陸艦。後部にはウェルドックを持ち、そこから揚陸艇(LCU)やボバー揚陸艇(LCAC)を発進させられる。大きさは世界最大で第二次大戦の日本海軍空母「赤城」に匹敵する。
LCUやLCACに工事車両や電源車、トラックを積み込み、孤立している被災地に上陸した。
上陸した海兵隊は第31海兵遠征隊で沖縄に駐留しており、昨年の今頃は民主党政府から「出て行け」と言われた部隊だ。彼らが避難所に多くの支援物資を運んできた。支援物資とは別に「子供たちに」と、たくさんの玩具も運んで来ていた。在日米軍や大使館員らが寄付をしたお金で買い集め、ヘリでエセックスに運び込んだそうだ。
そのエセックスをお台場のA藤さんがレポートしていた。数ヶ月前まで普天間や嘉手納、横田などを「本当にこんなに米軍基地が必要か?」と言っていたのを思い出し、何ともおかしかった。
別の避難所では海軍の対潜ヘリSH-60が物資輸送を行なっていた。乗組員らが物資を手渡した時、女性がお盆に乗せたオニギリを持って「よかったら食べて行って」と差し出していた。米兵はパイロットらを呼び寄せると、片言で「アリガト」と言い、オニギリを手に取っていた。
そこには日米同盟や日米安保は存在しない。
マスコミはある意味で日中戦争を太平洋戦争まで拡大させてしまった原因をすべて軍におっ被せて「平和」を叫び、銃や軍服アレルギーを国民に埋め込んでいったのかも知れない。
震災で連絡船の多くを失って孤立している宮城県気仙沼市の離島・大島に27日、沖縄に駐留する米海兵隊が物資を届けた。港以外の場所にも接岸できる揚陸艇(LCU)を使い、段ボール入りの救援物資や、クレーン車など電力会社の工事用車両を運んだ。
早朝、洋上に停泊している強襲揚陸艦エセックスから、第31海兵遠征部隊(31MEU)の隊員40人が揚陸艇で気仙沼港に上陸した。そこで物資を積み込み、大島に渡ると、島民とともに積み荷を下ろした。電気工事をする作業員も運び、一部で電気が復旧した。島内では、隊員らが放射線の測定もしていた。