
牡丹臭木 (ぼたんくさぎ) の花。新河岸川の谷津地にひっそりと咲いていました。

しかし、花自体はピンクでとても目立つ花。蕾の赤もよく調和します。熊葛(くまつづらか)科の花。牡丹のような花で、臭いのする木ということで「牡丹臭木」の名前が付いたようです。

開花した花には、芳香があります。臭木というので変な臭いかと思いますすが、まずまずの香りです。その香りにつられて蝶が飛んできたのですが、上手く撮ることが出来ませんでした。残念。
PENTAX Km + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO 、2、3枚目は PENTAX K20D + TAMRON 90mm F2.8 Di MACROで撮影

昼顔の花
2009-07-11 | 花

近郊の街では道ばたで、とてもよく見かける昼顔の花。綺麗な花ですが園芸用に栽培されて観賞されることは、ほとんどないようです。その名の通り、朝顔と同じように朝咲くのですが昼間も咲き続け、夕方までしぼみません。

昼顔(ひるがお)科の花。驚いたことに朝顔も昼顔科でした。古くからある日本の花で万葉集にも歌われています。
高円(たかまと)の野辺の容花(かほばな)、面影に、見えつつ妹は、忘れかねつも 大伴家持
意味・・・・高円(たかまと)の野辺の容花(かほばな)のような、あなたの面影が忘れられないのです。容花(かほばな)は昼顔のこと。
PENTAX K20D + TAMRON 90mm F2.8 Di MACROで撮影


知り合いからいただいた「宮崎産の完熟マンゴー」。箱に入っていた栞によると完熟マンゴーとは、「収穫前になると、樹になったままの果実にネットをかぶせ、『ジーット』待ちます。収穫は鋏(ハサミ)を使いません。やがて完全に熟れると自然にポトリと枝から落果します。それをネットで受け止めて収穫しています。これが宮崎完熟マンゴーです。」

このマンゴー、東国原知事が宣伝して一躍有名になったものでもあります。高価なものなので宮崎県にとっては産業振興に役立ったことでしょう。

食べてみると、しっとりとしていて、上品な甘味があり、やはり美味しい果物ででした。
ところで、東国原さん。お元気で活躍していますね。日本の国の財政危機と地方分権を強く主張していることには賛同しています。とりわけ「3割自治といわれる地方の財源を5割にする」という考えは良いと思います。このことを自民党マニュフェストに書き込まれなければ自民党から立候補しないという主張を貫いて下さい。
ただ、それには、これらから地方も甘えを捨て、もっとしっかりして行かなくてはいけませんね。デタラメな自治体も数多くありますから。
国政に移りたい意向のようですが、個人的な見解としては少なくとも宮崎県知事は一期を全うしてから、国政に望んだ方がよいと考えます。「急いては事をし損じる」という言葉もありますから・・・・。
ただ、昨日( 7/9 )の日経新聞の夕刊では、「世論調査から・・・今後、日本の政治に影響力を発揮して欲しい政治家」は、一位舛添要一(15%)、二位岡田克也(12%)、三位東国原英夫(12%)、四位鳩山由紀夫(7%)、七位麻生太郎(4%)となっていました。事態は流動的ですね。
PENTAX K20D +SIGMA 30mm F1.4 DC で撮影


ご近所の家の前に、白い花が咲いていました。桔梗のようだったので、家の人に、この花は桔梗ですかと聞くと「そうです、家の脇には紫の桔梗もありますよ」と案内してくれました。
桔梗は日本古来の花で、武士には好まれていたようです。このため、家紋などにも多く使われているようです。江戸城にも「桔梗の間」、「桔梗門」があったとのことです。桔梗という名の女性も多かった?

桔梗という花は良く知ってはいましたが、これまでにあまり見た記憶がありません。実際に見るのは、私にとっても珍しいことでした。調べてみたら、園芸用のものは、よく栽培されているのですが、自生株は環境省の絶滅危惧種(VU)に指定されていました。
秋の七草になっていますが、咲き初めは6月下旬で数週間で花は終わりになります。花言葉は「清楚、気品」。
PENTAX K20D + TAMRON 90mm F2.8 Di MACROで撮影


”出世明神”として知られる 高麗(こま)神社(埼玉県日高市新堀833)。
日高市を訪れた折りに、知人に連れられて、この神社を訪ねました。ちょうど夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)の期間で「茅の輪(ちのわ)」がありました。そこで無病息災を念じて左回り、右回り、左回りと「茅の輪くぐり」をしました。そこから進むと神社の縁起が以下のように記されていました。
「高麗神社は、高句麗国(こうくりこく)の王族、高麗王若光(こまこきしじゃっこう)を祀る社である。高句麗人は中国大陸の松花江流域に住んだ騎馬民族で、朝鮮半島に進出して中国大陸東北部から朝鮮半島の北部を領有し、約700年君臨していた。その後、唐と新羅の連合軍の攻撃にあい668年に滅亡した。この時の乱を逃れた高句麗国の貴族や僧侶などが多数日本に渡り、主に東国に住んだが霊亀二年(716)にそのうちの1799人が武蔵の国に移され、高麗郡が設置された。
高麗王若光は、高麗郡の郡司に任命され、武蔵野の開発に尽くし、再び故国の土を踏むことなくこの地で没した。郡民はその遺徳をしのび、霊を祀って高麗明神とあがめ、以来現在にいたるまで高麗王直系によって社が守られており、今でも多勢の参拝客が訪れている。 昭和57年3月 日高市」
奈良時代、朝鮮半島に住む人達の文化程度は高く、日本に様々な技術を伝えたことでしょう。

こうした歴史はもちろん大きな意味のあることですが、近年は「出世明神」としてお参りする人が多いようです。由来については以下のように記されていました。
「・・・・・(前文略)。古来、霊験あらたかをもって知られ、高麗郡総鎮守としての郡民の崇敬を受けてきた当社は、近代に入り水野錬太郎氏、若槻禮次郎氏・浜口雄幸氏、斉藤実氏・鳩山一郎氏等の著名な政治家が参拝し、その後相次いで総理大臣に就任したことから、出世開運の神として信仰されるようになった。近年では、政界・官界・財界を初め、各界人士の参拝が相次ぎ、特に法曹界では石田和外氏が最高裁判所長官、吉永祐介・北島啓介両氏が検事総長に任命された。 高麗神社社務所」
私も二礼二拍手一礼をして、お賽銭を納めました。

民主党代表の鳩山由紀夫さん、お祖父さんが、ここを参拝し総理大臣になっているので、同じことをされたら・・・。

ここを訪れる韓国人など(朝鮮の人達)も多いようで、ハングル文字の説明文やら表示も見受けられました。また、韓国の国花である木槿の花も境内に美しく咲いていました。

奥に行くと国指定の重要文化財である江戸時代(慶長年間)の建造物「高麗家住宅」があり、この神社の古い歴史を物語っていました。
FUJIFILM FINEPIX F200EXR で撮影


週に1~2度、車で行くゴルフ練習場の道の途中に、ド派手に咲いている見慣れない花があります。気になったので、カメラを持って自転車で写真を撮りに行きました。ちょっとした崖地の下に咲いていたので降りる途中、梅雨時で下がぬかるみ、履き物がスニーカーということもあって、滑ってスッテンコロリン。眼鏡が飛び跳ね、腰をしたたか打ちました。でもカメラが無事でなによりでした。

トリトマは熱帯アフリカの高地原産。見た時から、そんな気がしました。高さは1m以上あります。ユリ科の花で、英名はトーチリリー ( torch lily )。たいまつの火が燃えているように見えるユリという意味です。上手く雰囲気を表している言葉だと思います。
花言葉は「あなたは私を楽しませる」。・・・そうであったらいいのですが。
PENTAX Km + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO 、2枚目は PENTAX K20D + TAMRON 90mm F2.8 Di MACROで撮影


7月に入り木槿(むくげ)の花が艶やかに咲くのが見られるようになりました。葵(あおい)科の花。中国が原産で平安時代に渡来しています。枝を切って地面に刺しておくと、そのまま根付くほど強い花のようです。木が大きくなると花も大きいので壮観です。

未明に開花して夕方にはしぼんでしまう「一日花」。次々に別の花が咲くので、ずっと咲いているように見えます。写真に見られるように横にたくさん蕾があります。白の他、ピンク、八重の花もあります。
韓国の国花です。国の繁栄を意味するということのようです。韓国のホテルでは、格付けの星代わりに使われています。花言葉は「信念」。
ところで、日本の「国花」は?・・・二つあり、「桜」、「菊」です。アメリカ (USA) には国花はありません。
PENTAX Km + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO 、2枚目は PENTAX K20D + TAMRON 90mm F2.8 Di MACROで撮影


海鮮処「きときと」(新宿区市谷砂土原町3-4-2 市ヶ谷グリーンプラザビル1F、TEL 03-3260-4251 )。居酒屋さんなのですが、以前職場が市ヶ谷にあったので、昼食時によく利用していました。
写真にもあるとおり、「能登を喰らう」ということなので、日本海の魚を美味しく食べさせるということでしょうか。「きときと」とは富山県地方の方言で「魚などが新鮮、活きが良い」ということです。

お昼のお薦めは「特製海鮮てんこ盛り丼」( 850円)。ちらし寿司ですが魚も新鮮で量も多く、美味しく食べられます。店の雰囲気もなかなか良い。
女将さんに「写真に撮りました。ブログに載せさせてもらいます」と話したら、「よろしくお願いします。夜もやっていますので、ぜひ来て下さい」とのことでした。
FUJIFILM FINEPIX F200EXR で撮影


ご近所に咲いていた「サフラン擬き ( さふらんもどき ) 。ピンク色のとてもキレイな花です。西インド諸島が原産地。彼岸花科。

サフランによく似た花を咲かせます。でも、サフランの方が、クッキリ、パッチリしていて美しい。そこで、擬き(モドキ)などという好ましくない名前が付いたのかも知れません。十分見栄えのする花なのに・・・。
PENTAX Km + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO 、2枚目は PENTAX K20D + TAMRON 90mm F2.8 Di MACROで撮影
