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めいすいの写真日記

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我が街の紹介18・・・志木市立郷土資料館のお雛様(1)

2009-02-18 | 志木市・・・・我が街の紹介
 志木市立郷土資料館「ひなまつり」 (志木市中宗岡3-1-2 電話 471-0573) 、3月22日まで 入場無料。
 豪華絢爛1000体のお雛様。というポスターを家の近くの掲示板で見かけたので出かけていきました。
 あまりに沢山のお雛様が飾られているので、とても紹介できませんが、その中で私には珍しかったお雛様をここに、載せてみることにします。



 昭和20年(1945)作のお雛様 。昭和20年といえば終戦の年。日本全体がどん底の状態にありました。とても、桃の節句にお雛様を飾るような状態にはなかったはずなのですが、このような立派なお雛様を作って、飾っていたということは本当に驚きです。
 もう一つ、作られてから、すでに64年経過しているのに保存状態がとてもいいことです。館内の説明員の方から聞いたところ、寄付していただいた方の家には立派な蔵があり、大切に保管されていたそうです。



 「木目込み雛」 (きめこみびな)。普通の衣装を着せるお雛様とは異なり、木で人形の形を作り、細い溝を掘って、その溝に衣装となる布を埋め込んで作るのだそうですが、とても手間がかかるということです。
 ちょっと小さめ、上品でかわいらしいお雛様です。



 「裃雛」(かみしもびな) 。100年以上前のもの。肩が張った裃のような着物を着ていることから名付けられました。江戸の末期には豪華なひな人形が作られるようになったのですが、庶民には高嶺の花。こうした裃人形を桃の節句に飾っていたようです。主として、群馬県で流行、埼玉県では志木、川越、秩父地方が中心という、限定した地域のみで飾られました。
 この人形を所有されていたお宅では、「ひな人形」をもり立てるように、前面に並べられていたそうです。



 段飾りの横が見えるお雛様がありました。お雛様も立派なのですが、収納のための木製の収納家具もしっかり出来ています。



 流し雛 。「本来は川に流してしまうものなので、無いはずなのだけれど、一つだけ展示しました」と説明員の方が話してくれました。

PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACROで撮影

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