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めいすいの写真日記

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我が街の紹介21 ・・・ 長勝院ハタザクラ

2009-04-12 | 志木市・・・・我が街の紹介
 志木市柏町3丁目にある長勝院ハタザクラは、幹廻り3m、樹高11.2m、樹齢400年の桜の貴重な老木です。



 
 「21世紀に残したい埼玉ふるさと自慢100選」、志木市天然記念物です。
 平成10年9月に研究誌「櫻の科学」で新種と認められました。



 平安時代の末期、この地に柏城 と呼ばれる 田面郡司 (たのものぐうじ) 、藤原長勝 (ふじわらおさかつ) の居城がありました。しかし、上杉謙信に攻められ、落城してしまいます。長勝の死後、時の地頭により、長勝の霊を祀って建てられた寺が清滝山薬王寺長勝院でしたが、平成61年に損朽著しく解体されてしまいました。
 
 なお、長勝院ハタザクラには次のような話が伝わっています。
 「長勝には皐月前 (さつきのまえ) というそれは美しい姫がいた。在原業平がこの姫に一目惚れれし駆け落ちをした悲しい恋物語があった。時が経ち、京より高僧、道興准后 ( どうこうじゅんこう ) が訪れ、その話を耳にし追善供養が営まれた。手向けとして挿した一本の杖が芽を出して、この桜となった。」



 長勝院ハタザクラは山桜の変種です。花は大型で花弁は円形に近く、長さ2cm弱にもなります。白色ですが、時に先端が淡い紅紫色になります。
 花弁は5枚ですが、かなりの頻度で6~7枚になります。正常の5枚以外のものは雄しべが変化したもので旗状になっています。これが「旗弁」と呼ばれるもので、旗を立てているようにみえることからハタザクラと呼ばれるようになりました。
 写真では、雄しべを包むように見えるのが旗弁で、花弁が6枚のものと、7枚のものが写っています。

 内容については、「はたざくら保存会」のチラシを参考にさせてもらいました。
  PENTAX Km + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO 、3枚目 PENTAX K20D + TAMRON 90mm F2.8 Di MACRO で撮影

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