めいすいの写真日記

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ニューイヤー・オペラ・コンサート 2020

2020-01-04 | オペラ・バレエ

今年も1月3日にNHKのEチャンネルで生放送された第63回「ニューイヤーオペラコンサート 2020

内容は去年よりもまとまっていて見やすい番組でした。司会は高橋美鈴アナウンサー、高橋克典。

バックに流れたのは、ヴェルディ作曲「ナブッコ」から「行け思いよ、金色の翼に乗って」

この曲はイタリア第二の国家と呼ばれている曲である。

管弦楽はアンドレア・バッティストーニ指揮 東京フィルハーモニー交響楽団

合唱 新国立歌劇場合唱団、二期会合唱団、びわ湖ホー声楽アンサンブル、藤原歌劇団合唱部

今回はバッティストーニの指揮の管弦楽と合唱団も素晴らしい演奏をしてくれました。

そこで、いくつかの曲から私が気に入った曲を選びました。

最初にまず、歌われたいのは、ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」から「私は町の何でも屋」

ロッシーニらしい軽快なリズムに乗って楽しげに歌われました。   大沼 徹(バリトン)

ヴェルディ作曲「蝶々夫人」から有名な「花の二重唱」。華やかに歌われました。

 砂川涼子(ソプラノ) 中島郁子(メゾソプラノ)

ドボルザーク作曲「ルサルカ」から「月に寄せる歌」。水の精が人間の王子に恋をするというストーリー。

幻想的で美しい歌です。田崎尚美(ソプラノ)

マスカーニ作曲「カヴァレリア・ルスティカーナ」より「復活祭の合唱」。サントゥツッァの歌う有名なアリア

「ママも知るとおり」の前に歌われる、復活祭を称える格調高い合唱曲である。

オペラと違い合唱団の人達が整然と並び歌うのには迫力がありました。

 サントゥツッァ 中島郁子(メゾ・ソプラノ)

ヴェルディ作曲「トゥーランドット」。 トゥーランドット姫を花嫁にするためには3つの謎解きをしなければ

ならない。答えられなけれ死刑。何人もが止めようとするが、カラフは挑戦を決めドラは鳴る。

合唱が、重要な場面を盛り上げました。 

マスカーニ作曲の「アヴェ・マリア」。ハープ演奏 グザヴィエ・ド・メストレ 林美智子(メゾ・ソプラノ)

アリアの珍しいハープ演奏を楽しめました。

ヴェルディ作曲「運命の力」から「神よ、平和を与えたまえ」 中村恵理(ソプラノ)

声も良く、とても聞きやすい歌でした。

ドニゼッティ作曲「愛の妙薬」より有名なテノールの歌「人知れぬ涙」  村上敏明(テノール)

「愛の妙薬」はとても親しみやすいオペラ。教養の豊かな女性アディーナを射止めようとする文盲のネモリーノは

いかさま薬売りから「愛の妙薬」を買い飲んでみる・・・。

プッチーニの人気オペラの「ボエーム」。第二幕、クリスマス・イヴのカルチェラタン、その中で最も目立つのは

ムゼッタ。「私が街を歩くと」を歌いながら踊る。明るく華やかな気持ちにしてくれます。

 

フィナーレはヴェルディ作曲「椿姫」より「乾杯の歌」をグラス片手に歌い華やかに幕を閉じました。

驚いたのは曲が終わった途端、金色のテープが爆音とともに飛び出し、あっという間に番組が終わったこと。

生放送なのに良くそんなことができたと思う。奇跡だ!



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