河口湖の近くのホテルに宿泊したので、富士山世界文化遺産の構成資産である「河口湖浅間神社」を訪れました。
(御由緒) 864(貞観6)年、富士山は歴史的な大噴火を起こしました。そして富士山の北面にひろがる街を飲み込み、「せの海」を分断。
この溶岩流によって、街にも大きな災害が発生しました。
そして翌年、勅命によって、富士山の神様である浅間大神をお祀りし、鎮火祭が齋行されることとなりました。
それから1,000年以上を経ち、いまも、富士山の神様をお祭りする社として建ち続けています。
ちなみに、せの海から生まれたのが西湖と精進湖。どんなに大変な溶岩が流れてきたのか、それだけでも災害の規模を物語っています。
鬱蒼と茂る参道の杉並木。800年以上の樹齢を重ねているそうです。
拝殿。奥に本殿と続きます。千百年余の悠久が織りなす鎮守の杜です。
拝殿の右側に飾ってあった神輿と馬の模型。本物の馬かと思い、ちょっとびっくり。
御神池。周辺はパワースポットの雰囲気が漂います。
山梨県天然記念物「浅間神社の七本杉」。1200年以上の樹齢があります。幹回りが7m~9m、樹高45m前後と7本の杉は巨木です。
7本のうちの2本。
4月25日には例大祭。7月28日には稚児の舞奉納の祭典が行われるようです。とても立派な神社でした。