めいすいの写真日記

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きんもくせい(金木犀)の花

2009-10-12 | 

 私の家の周りでは、キンモクセイの花が満開です。原産地は中国南部。中国では、キンモクセイは「桂花」と呼ばれています。
 特に山水画的景観で知られる「桂林」はキンモクセイの里として知られた土地で、桂林はキンモクセイが沢山ある街という意味です。
 昨年11月に私は、「桂林と陽策・龍勝棚田の旅」というパッケージ・ツァーで桂林市を訪れました。写真は桂林市の街路のキンモクセイの
トンネルの歩道。さすがに本場とあって市内には45万本ものキンモクセイの木が植えられているとのことです。
 街路樹はほとんどがキンモクセイでした。やや散りかけていて、歩道が黄色に染まっていました。



  キンモクセイの英名は Osmanthus(オスマンサス)。ギリシャ語が語源で「良い香りのする花」。
 強い香りは辺り一面に漂います。咲き初めが一番香りが強く、1~2週間で散ってしまいます。



 こちらは同じモクセイ科モクセイ属のギンモクセイ。キンモクセイに比べて白っぽい花が咲きます。



  桂花酒はキンモクセイの香りがよいので、花びらをお酒に入れたもの。”黄金の色”をしています。
 あの楊貴妃も愛飲していたというので古くからあったお酒のようです。
   香りがよいので烏龍茶と同じように世界中で人気が出てきているとの話でした。

 詳しくは「めいすいの海外旅日記・・・桂林と陽策・龍勝棚田の旅・・・第4日」をご覧下さい。

PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO、2008.11 中華人民共和国広西自治区 桂林市で撮影