めいすいの写真日記

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我が街の紹介17・・・名刹「宝幢寺」の梅の古木と襖絵

2009-02-15 | 志木市・・・・我が街の紹介
 宝幢寺 (埼玉県志木市柏町1-10-22 TEL:048-471-0064) の梅の古木が満開になっています。志木市では、白梅の木としては一番立派ではないかと思うのですが、みごとな梅の花を咲かせています。



 こちらは、正面から見たところ。



 木の中に入って、内側から眺めたところ。



 こちらはみどりの芝を背景にしてみました。
 
 宝幢寺の「梅」を語る上で欠かせないことが、もう一つ。
 お寺の中に日本画家の小林正路さんの描いた襖絵があります。
 以前 我が町の紹介13・・・名刹「宝幢寺」、襖絵と中庭の公開 として「朝霧」、「竹林」の襖絵を載せました。
 今回は、境内の梅にちなんだ「紅梅」と「白梅」の絵を紹介します。



 この「紅梅」は何とも言えない鮮やかな色合いだと思います。



 こちらは最晩年の作の「白梅」。私が写真に撮した境内の白梅を描いています。
 小林正路さんは、お酒飲みではなかったのですが、糖尿病を患い、この作品を描いている頃は目が不自由になっていました。白梅の花、一輪、一輪を描くのには大変な労力と時間を要するため、このままでは完成はおぼつかないということで、やむなく一分から二分咲きの梅の花にしたようです。
 美しい絵の中に、小林さんの悲哀が込められているように私には感じられますが、枝振りは生命力に溢れています。
  
 宝幢寺の襖絵 「朝霧」、「竹林」、「紅梅」、「白梅」、などと中庭は、この2月21日(土)一般公開されます。今後は襖絵の一般公開は年に一度、梅の咲く時期に行うということでした。

1から3枚目 はPENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO、4から5枚目はPENTAX K20D + SIGMA 30mm F1.4 DCで撮影

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