ハチ公を比較する

「尊敬する犬:ハチ公」
を標榜している私にとって、ハチ公像のチェックは欠かせません。たまたま、コンパクトカメラを持った状態で渋谷に行きましたので、ハチ公像を写真に納めてまいりましたよ。

マジマジと御尊顔を拝したことがなかったのですが、なんだか優しいお顔ですね。

じゃあ、ってことで、

以前撮った、ハチ公の故郷と言われている秋田県大館市駅前のハチ公像です。凛々しさが強調されている印象です。

ついでに

国立科学博物館において日本犬(秋田犬)の標本としてご活躍されているハチ公はこちらになります。すべてを達観なさった、静かな御表情がたまりません。携帯電話のカメラで、しかも時間が無いからチャチャっと撮ってしまったのをいまだに後悔しております。いつかちゃんとしたカメラで撮らねばならぬ、と心に固く決意しているところです。

カラオケ選曲問題

最新ヒットナンバーをチェックするわけでも、ミュージックステーションを見るわけでもない。そんな私にとっていついかなる時でも問題になるのは、カラオケで何を歌うのかでございます。そうです、歌いたい歌を歌えば良いじゃないかってご指摘、至極ごもっともでございます。ございますけども、
「みんなが知っている歌の方が、、、」
とか、
「この流れだと、もっと盛り上がる(ex:アップテンポの)歌を、、、」
とか、色々いらぬ思慮を巡らせてしまう小心者、そのくせそんなに歌を知っているわけではなく、3周もすれば
「えーと、もう歌う歌ないっす」
と音を上げてしまう軟弱者、それが私でございます。

そもそも、音楽の話題が苦手なのでございます。ここで言う音楽の話題とは、
「ねえねえ、16分音符ってイケメンよね」
「私、3連符萌えなんだ」
「ぜったい、長九和音と第4転回形のペア、和音が受け以外ダメ」
といったやや専門的な物ではございませんで(むしろそちらの方がなんとかなるのかもしれません)、例のごとくの、
「いつもどんな音楽聞いてるんですか？」
というやつでございます。いいえ、違います。マイナーな歌手が好きなのではございません。大衆の手垢にまみれた音楽なんか聞きたくないよ、とスノビズムを炸裂させているのでもございません。好きな歌手が、たまたまマイナーだったのでございます。
好きな歌手の歌しか、まともに歌えないのでございます。それ以外の歌は、数曲をうろ覚えしているに過ぎないのでございます。歌える歌の殆どが、カラオケに入っていないのでございます。一人虚しくお風呂で歌っているので、ございます。

そもそも聴衆の皆々様は、カラオケに何をお求めになってございますでしょうか。大きな声を出す事によるストレス解消、とても大事でございますが、多くの場合、飲み会の2次会3次会の、あのみんなで盛り上がる感じが大事なのだと、私は思うのでございます。歌が始まってしまったら4,5分は止められないのでございます。その間の
「この歌、知らな～い」
という空気が、私は耐えられないのでございます。そんなんだったら、チューリップのようなみんな知っている歌でも流した方がよっぽど気が晴れるので、ございます。

ここで逆転の発想でございます。その場にいらっしゃる方が知っている歌を歌うのが無理であれば、その歌を知っている人だけをその場に集めれば良いので、ございます。いかに私の知っている歌手がマイナーだと言えども、大きなパーティールームは無理にせよ、普通のサイズの部屋であれば、十分いっぱいになるだけのファンはいらっしゃるのでございます。みんなでみんな知っている歌を歌ったならば、少々音程に難があっても、十二分に楽しいのでございます。歌が上手い下手など、二や三ではものたりぬ、七や八の次なので、ございます。聴衆の皆々様、カラオケで大事なのは、一緒に行ってもらえる人なのでございます。選曲で悩むくらいなら、同じ音楽の趣味を持つ人と一緒にいってしまうべきなのでございます。

以上、本日のカラオケが楽しかった事に付いての、私の演説を終わるので、ございます。ご清聴、恐悦至極に存じ奉り致しますので、ございます。