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water steppe memo

日々、考えていることをここに記します。
ブログと呼ばずに「日記」としたいところです。

プラハ旅行その32_旧王宮、前編

2013年10月18日 00時03分19秒 | プラハ旅行
聖ヴィート大聖堂を出まして、プラハ城の中を回ります。

出たところの建物。特に何かだというわけではありませんが、キッチリ感があったので。


聖ヴィート大聖堂の塔。この塔には次の日に登りました。

買ったチケットには入れる場所の番号と地図が書いてありまして、手近な物からドンドコ入っていく事にしました。

で入ったのは旧王宮。ここはヴラディスラフホール。現代からするとそんなに広いホールではありませんが、できた頃(16世紀くらい?)は、びっくりするくらい広かったんだと思います。かつては戴冠式が、今は大統領選挙が行われているそうです。


旧王宮の中にあった緑色の家具。なんだったのでしょう。私は基本的に説明書きを読まないんですよ。


バルコニーから撮ってます。


その景色。この旅行で数少ない望遠レンズでの写真。


王冠と王笏と宝珠。凄い、、、けどレプリカかも。説明書きを読まないので、、、、。


玉座、、、かな。説明書きを、、、

プラハ旅行その31_聖ヴィート大聖堂

2013年10月16日 23時31分17秒 | プラハ旅行
聖ヴィート大聖堂はステンドグラスに囲まれた色鮮やかな場所でした。。

広く撮った1枚。


ステンドグラスには抽象的な絵柄もありました。


聖ミクラーシュ教会の写真のように明るく撮る事も可能なのですが、そうするとステンドグラスが白飛びしてしまうんです。ということで、聖ヴィート大聖堂は実際より暗い写真になっています。


レンズを換えて。だいたいこのくらいが実際の明るさだったように記憶しております。大聖堂の広さは表現できてませんが、ステンドグラスと建物の形に注目して。


他のステンドグラス。


派手な映像作品もCGもゲームも無い時代に、こんな光り輝く絵を見たらどういう気持になったでしょうか。


ついついステンドグラスに目が行きがちですが、装飾品もカッコ良いいわけですから。


こういう空間もありました。

プラハ旅行その30_ムハのステンドグラス

2013年10月16日 00時27分02秒 | プラハ旅行
いよいよプラハ城に入りまして、インフォメーションセンターを探してほぼフルセットで回れるチケットと、カメラ撮影代を払いました。センターには日本語のチケット説明もありました。
で、最初に入るのがこちらです。

聖ヴィート大聖堂。聖ヴィート大聖堂といえばもちろんこちら。


ムハ(ミュシャ)のステンドグラスですよ。興奮しました。市民会館市長の間やこのステンドグラスは、はずしてどこかに持っていくわけにいかないわけでして、プラハ旅行しなければ肉眼で見られないわけです。


少しアップで。中の明るい色を外側の青が囲う配色になっています。ステンドグラスの中央部が輝いているようなイメージを抱いてしまいました。


上段のさらにアップ

中段のさらにアップ

下段の更にアップ。
中央に輝く人々をキリストが囲う形式にしているのがポイントなのかもしれません。

これは、スラブ叙事詩の絵にも通じるところがあります。


少し離れて。

ステンドグラスの前にはかなり長く留まりました。このプラハ旅行の折り返し地点に立ったような気分にもなりました。

プラハ旅行その29_プラハ城正面にて

2013年10月14日 21時12分29秒 | プラハ旅行
庭園を歩いてプラハ城正面側まで。

芝生が綺麗でした。プラハ城の芝生はどこもちゃんとしていました。


なんだかわからないけど巨大なオブジェ。歩いている途中で正装の男性とウェディングドレスの女性、加えてそのカップルを撮影しているカメラマン、という集団に遭遇いたしまして、プラハ城のような観光地で記念撮影している新婚さんだったのか、そういう雑誌の撮影をしているクルーだったのか。
観光地での結婚写真は、日本だとあんまり無いと私は思っているんですけど、他の国ではポツポツあるという話を伺ったりします。


正面側にある新登城道の階段。


で、こちらが現在のプラハ城正面にあたる、大統領府。


門には勇ましい彫像。
ようやく着いたと思っておりましたら、楽団と衛兵さん行進がはじまりまして、あれ、衛兵交代式の時間じゃないはずなのにとは思いつつ拝見いたしました。


キチッと並ぶ衛兵さん。


明らかに偉い人が出てきて衛兵の隊長さん(と思しき方)と雑談をなさっておりました。
突然のイベントで門の辺りは観光客でいっぱいになっていましたが、そこを
「すいません、ちょっと通してください」
と通っていく男性が。衛兵さんと他の観光客さんとの会話にAmbassadorという単語が聞こえてきましたので、どうやらその男性が大使で、歓迎式典的なものだったようです。

ということでプラハ城内部に向かって行きます。

プラハ旅行その28_プラハ城へ向かう

2013年10月14日 00時10分02秒 | プラハ旅行
ヴェレトゥルジュニー宮殿を出て、いよいよプラハ城へ向かいます。
トラムのヴェレトゥルジュニー宮殿から乗り換えなしの1本だったように記憶しております。


と、行ってみて正しかったから言えるわけでして、最初は本当にプラハ城までいけるか不安でしたよ。プラハ城最寄りのトラム駅ですから観光客さんが沢山いらっしゃいまして、その流れに乗って行くパターンでなんとかなりました。歩いた所はおそらく「旧登城道」という事になると思います。きれいな階段のある良い感じの道でしたが、人がひっきりなしに通っていらっしゃいましたので、写真は撮りませんでした。


城の入り口と思しき場所に着きましたら、衛兵さんの交代が行われていました。直立不動な衛兵さんの隣で観光客さんが写真を撮る、というのはタイの王宮でも見た光景で、たぶん、世界中の国でそうなんだろうなあ、とか思いながら拝見しておりました。


レンガの向こうにプラハの街並み。
先ほどの入り口から城の中に入ってもよかったんですが、城南側の庭園を通って正面にまわる事としました。


もう見慣れたと行っても過言ではない風景です。


庭園から。


プラハ旧市街は、屋根をオレンジ色にしなければならない、、、とかそういう法律があるんでしょうか。


もう少しアップで。綺麗に整っているようで、でもそうでもないような、いや綺麗に整っているような、そんな感じにグッときます。

プラハ旅行その27_スラブ叙事詩、後編

2013年10月12日 13時51分09秒 | プラハ旅行
光と闇と言うとちょっと端的すぎますけども、そういった多面的な視点がスラブ叙事詩のグッと来るポイントです。

例えばこの絵。


ここだけ見れば比較的あかるいムハ美人の絵と言えるでしょうし、


躍動的に踊る女性の絵とも言えます。でも、


「老い」という視点もあるわけですよね。他の絵には、民族の苦悩と希望と表現して差し支えないような描写もありました。

さて、

この絵を見ていて気付いたのは、スラブ叙事詩こういう枠外にはみ出す人物がけっこういらっしゃるんですね。


この方もそう。神といった人間を超えている存在は、枠外にはみ出す演出をしているのかもしれません。


スラブ叙事詩の中で最もグローリーさを感じた1枚。青い世界に流れる黄色が素晴らしいと思います。

ということでスラブ叙事詩鑑賞終了です。これを鑑賞することで、ようやくミュシャをムハと呼ぶ資格を得たような、そんな気持ちになれました。

ちなみに、ヴェレトゥルジュニー宮殿の広い常設展エリアには現代美術が並んでおりますが、ムハの他の絵画も数枚ありました。訪れた場合はそちらもお忘れなく。

プラハ旅行その26_スラブ叙事詩、中編

2013年10月10日 23時27分21秒 | プラハ旅行
ヤン・フスの絵は巨大な3枚組でした。



正面から。人がいなくなるタイミングが無くて、撮るのが大変でした。


向かって右側の絵。


こちらが向かって左側の絵です。


作っているとも燃えているとも見える1枚。


闇とも光ともとれる1枚。


集う人々。向かって右下の竪琴を引く女性、中央上に浮かぶ女性は、いかにもムハらしいモチーフと感じます。

プラハ旅行その25_スラブ叙事詩、前編

2013年10月09日 22時58分03秒 | プラハ旅行
ついにムハの大作「スラブ叙事詩」にたどり着きました。3回に渡ってスラブ叙事詩の写真をピックアップして掲載いたします。で、以下2つの但し書き。
1つ目。
スラブ叙事詩が展示されている空間には撮影禁止のカンバンや注意書きがありませんでしたので、フラッシュ無しで撮影してきました。撮影している私の前に監視員さんがいらっしゃいましたが、特に注意を受けることはありませんでした。ちなみに、美術館内の別エリアには撮影禁止の表示がありました。もちろんそちらは撮影してきませんでした。
2つ目。
展示エリアは白熱灯による照明で、オレンジ色の光の空間でした。普段はその空間の色をそのまま写真にする主義なのですが、どうも納得が行かずホワイトバランスを操作しました。

その場ではこのように見えていた作品ですけども、本当はこんなオレンジ色主体の作品では無いと考え、

このように撮影してきました。掲載する写真はすべておなじホワイトバランスです。



宙に浮かぶ神々?と人間の対比が印象的な1枚。
いやあ、とにかく一枚一枚が大きいんです。広角側のレンズで撮影しておりますが、作品が入りきらないくらいです。全部を日本に持ってくる話があるらしいのですが、これらを一気に飾る空間はあるんでしょうか、、、。


スラブ叙事詩は、基本的に「人々」が描かれております。


ムハのポスター作品はもともとコマーシャルだけあって明るいイメージがあるわけですが、スラブ叙事詩はこのように民族の苦難の歴史を描いておりましてですね、その明暗を受け入れるところから始めなければならなかったわけです。


私は作品ばかり見て作品名を見てこないので、個々の絵がスラブの歴史の何を表現しているのか、実は今でもわかっておりません。しかし、この絵は調べなくてもわかりました。


旧市街広場の真ん中にもいらっしゃった、ヤン・フスが人々に話しているところです。

プラハ旅行その24_ヴェレトゥルジュニー宮殿へ

2013年10月09日 06時17分39秒 | プラハ旅行
プラハ3日目は、トラムからスタートです。

初日の地下鉄駅で1日券を2枚かっておきましたので、その1枚目を使用します。券売機を見つけたら、1日券じゃないにしても何枚か買い溜めしておくと、トラムに乗りたい時に乗れて良いと思います。チケットカウンターが近くにあるとは限りませんので。


トラム乗車中。比較的新しい車両でした。日本の路面電車より良いかも。


割りと長距離乗りました。郊外と言うとちょっと言い過ぎですが、外れの方に行きます。


着いたところはこちら、ヴェレトゥルジュニー宮殿。トラム「Veletrzni Palac」駅で下車すると、真ん前にあります。


窓に写った街並み。ヨーロッパの宮殿というイメージからかなりかけ離れた旧東側感のある建物でした。ですがこの建物は現在、、、


国立美術館の別館なんです。で、なぜこんなところまで来たかと申しますと。


現在、スラブ叙事詩が展示されているからですよ。ついにここまでやって来ました。

プラハ旅行その23_プラハ最初の夕食

2013年10月08日 07時01分22秒 | プラハ旅行
ホテルに戻って休憩した後、ホテル真ん前にあったレストランへ行ってみました。

Little Whaleというお店。4~5テーブルくらいしかない小さいお店ですが、気取らず落ち着いた店内と店員さんのフレンドリーさがとても良かったです。


チェコなのでビールを飲みました。これがかの有名なブドヴァイゼル(バドワイザー)ですよ。アメリカのバドワイザーとは違うところがポイントです。


今日のスープを頼んで出てきたもの。カレー風味でした。写真じゃあんまり伝わらないのですけども、かなり量が多かったわけです。


今日のサラダを頼んだら出てきたもの。パクチーとまではいきませんがかなり香りの強い野菜でした。これもけっこうな量でした。海外レストランは思ったより量が多いから少なめに注文するべきですよね、やっぱり。


メインのスペアリブ。甘めのソースがかかっていて、かなり美味しかったです。

日本国内を旅行しても食事はけっこう難しい問題ですが、プラハ最初のレストラン(昼はカフェでした)で成功したのはとても幸運だったと思います。

プラハ旅行その22_旧市庁舎の塔からの眺め

2013年10月07日 21時17分17秒 | プラハ旅行
21から引き続き旧市庁舎の塔からの眺め。

プラハ城の方向。


街並みを強調して。


聖ミクラーシュ教会。


ティーン教会。この日、ティーン教会にも行こうとしたんですが、観光できる曜日だか時間だかじゃなくて入れませんでした。残念。


旧市庁舎前の広場。天文時計が動く時間には、ここが人でいっぱいになります。こうして上から見るとジオラマというかミニチュアというか、そういう感じが出ますね。


ということでこの日の観光終了。旧市庁舎の螺旋通路をおりて行きます。


ホテルへ帰還の道すがら。朝早くから活動しっぱなしでしたので、さすがに疲れました。

プラハ旅行その21_聖ミクラーシュ教会、後、塔を登る

2013年10月07日 07時53分19秒 | プラハ旅行
旧市街広場にある聖ミクラーシュ教会に行ってみます。

白い壁が印象的。


聖ミクラーシュ教会前の交通標識。交通標識に落書きというかイタズラされるのは世界共通なんだと思いますが、この、ガンダム系ロボット風のイタズラは、本当は何だったのだろう、、、と気になっての1枚。


天井画がとても綺麗でした。実は教会内部はもっと暗い空間でして、天井画もこんなに鮮明に見えるわけではありませんでした。カメラが明るく撮ってくれました。


装飾もグッときます。教会内部がこんなに明るくライトアップ(?)される機会はほぼないでしょうから、写真でのみ見られるという事になるのかもしれません。


続いて。

市民会館旧市庁舎(間違ってました 2013/10/07修正)の塔に登ってみるわけです。お膝元の建物から2階だか3階だかにあるチケットカウンターに行き、そこから塔の内部に入ります。


中についてたエレベーター。塔本体とは違ってなんだか凄くモダンでした。


塔からの眺め。プラハの街と言えば、オレンジの屋根。


別の方向。

プラハ旅行その20_ムハ美術館から旧市街広場へ

2013年10月05日 08時40分42秒 | プラハ旅行
ムハ美術館内は撮影禁止でしたので、外観だけ。

金属の看板。

ムハ美術館は本当にコジンマリとしていて、作品数も作品の規模もこのあいだ日本でやった特別展の方が多く大きいという感じでした。


窓にはムハ作品の装飾が。

サラ・ベルナールのポスターとか、お菓子缶とか、基本を押さえた展示です。確かに日本でやる特別展より小さいわけですけど、常設ですからね。いつでも見れるというのは嬉しいですよね。ムハの生涯を紹介した映像なども鑑賞。


窓の装飾。

日本のムハ特別展でムハグッツの多さにビックリし、ミュージアムショップの充実といえば日本だなとか思ったりしたんですけども、プラハのムハ美術館も同じレベルで充実していました。お菓子のパッケージをデザインしていたムハですから、作品をパッケージに描いたグッツが売られるのも当然と言えば当然なのかもしれません。もちろん、数点購入いたしました。


ということでこの日のムハ観光は終了。旧市街広場まで一旦戻ります。


街歩き。


旧市街広場着。これから旧市街広場の色々を観光します。

プラハ旅行その19_カフェの方でご飯、ムハ美術館へ

2013年10月03日 23時51分45秒 | プラハ旅行
市民会館1F(地上階)の、カフェで昼ごはん。

ムハのメニューがポイントです。
本当はレストランの方にしようかと悩みましたが、凄く高級そうで少し入りにくかったので、カフェの方で。


慌てず騒がず、観光客向けのセットを注文。こちらは独特なパン?とビーフシチュー的な物のプレート。海外旅行でのビーフシチュー率は高いような気がするのは、私がそういうところに行ってるからなんでしょうか。美味しかったわけですけども。


フルーツサラダ。アイスティーを頼んだらかなり甘くてビックリしました。
ここで私のテーブルについたウエイターさんからは、日本語で話しかけられました。遥か遠くプラハに日本語を話す方がいらっしゃる事より、(いつものこととはいえ)日本人だとバレた事の方が驚きです。中国や韓国の方じゃないという確信は何処からくるのだろう、、、。ちなみに、旅行の主題の一つである「チップ出す」に則り、日本語が少し話せるウェイターさんに大使、お釣りをチップとして渡してきました。

市民会館を後にして、ムハ美術館に向かいます。通った道は、グローバルなブランドの並ぶ若者向けショッピングストリートのようなところでした。


この中にムハ美術館がありますが、いったい何処でしょう。


ヒントはこのカンバンです。
ムハ美術館はコジンマリとしているというのは、事前に調べて知っていましたし、グーグルストリートビューでも確認していましたので、驚きはしませんでしたよ。

プラハ旅行その18_市民会館ツアー、後編

2013年10月02日 21時55分26秒 | プラハ旅行
市民会館ツアー、残りの写真を。

鏡に写る絵。


ミニホール的な場所。


市民会館の中は、基本的にこんな雰囲気でした。


市民会館という単語から想像する建物とは全然違いますよね。


地下階へ行くところにあったステンドグラス(?)のカンバン。


電飾。

地下のBAR兼レストランのようなところでツアー終了。長すぎず短すぎずで、市長の間も見れる、良いツアーでした。お勧め。