goo blog サービス終了のお知らせ 

water steppe memo

日々、考えていることをここに記します。
ブログと呼ばずに「日記」としたいところです。

飛行機vs新幹線、東京~大阪

2009年06月22日 22時48分36秒 | 旅行
ちゃんと調べました。(前記事)

条件:朝は東京、その日のAM9時前後に大阪USJ。

飛行機のメリット:
・ANA始発を特割で予約すれば11000円。なんと安い!!。
・乗ると飲み物が出るかも
飛行機のデメリット
・区間1番機であるJAL始発は早すぎて乗れない
・大手代理店_ホテル付きプランだと、高上がりするかJAL伊丹便2番機選択になり、
 USJ着が遅い(30分くらい)。

新幹線のメリット:
・大手代理店_ホテル付きプランの使い勝手良い。
・新幹線以外の経路も考慮すると、時間変わらず
  品川(or浜松町)~羽田空港、伊丹空港~USJ、飛行機搭乗手続き等
・新幹線の席は広い(N700系限定か)
新幹線のデメリット:
・自力手配では14000円、なんと飛行機より高い!!


論点と、まとめ:
・ANA飛行機特割でホテル自力手配なら、対新幹線で互角以上の価格勝負。
・ホテルを結構前から予約すると大手代理店と自力手配の価格差はほとんど無いので、価格的には本当に互角かも
・新幹線の広い席(含むグリーン車)に2時間強と、飛行機の狭い席に1時間ではどっちが大変か?

私の感想:
私が調べたくらいではどちらが絶対有利とまで言い切れませんでした。ほぼ拮抗していると言っていいと思います。競争が激しいと噂には聞いていましたが、これほど進んでいるとは思っていませんでした。
ここまでくると、どちらに乗るかは、値段や時間といった一般的な尺度ではなく、ユーザー個々の事情によってきまるでしょう。たとえば、空港に近いとか、電車が好きとか。

それにしても、朝の東京からAM9時の大阪USJまで行くなんて、時代が時代なら、将軍様が家来にふっかけた後で一休さんが頓智で解決してしまうような無理難題です。いやー人類の進歩とは、ほんっとうに素晴らしいものですね。

旅行代理店は安いのか

2009年06月20日 14時57分12秒 | 旅行
諸事情がありまして大阪に行く必要があるのですが、どういった方法で行くのが一番良いのか、しばらく悩んでいました。今回はその過程というか、色々考えた事を備忘録として残すことにします。

大阪旅行条件
日時:7月中旬~下旬の土日 
泊数:2泊 ホテル 食事無し
経路:東京~大阪 往復

新幹線自力手配の場合は、計42000円
 新幹線:品川~新大阪で大体14000円、往復28000円前後
 ホテル:早めに予約すればある程度のホテルでも1泊7000円前後、2泊で14000円
 手続きが全て自分自身で完結するのが、手続き系苦手派の私向き。
 電車時間・ホテル選びが完全自由なのが魅力。

大手旅行代理店の場合は、約40000円
 新幹線:行きはグリーン車(+数千円)、戻りは普通
 ホテル:ある程度のホテル2泊
 大手代理店を比較したが、JR付きホテルプランはどこも似たような値段。
 新幹線の時間によって値段が5000円以上違う。上は安い時間を選んだ場合。
 ホテルが限定される。
 ホテル2泊目の値段は、自力で早めに予約した値段とあまり変わらず

安く(それでもある程度に)仕上げたい場合は、26000円
 高速バス:6000円前後 往復12000円
 ホテル:早めに予約すればある程度のホテルでも1泊7000円前後、2泊で14000円
 

こうして見ると、夜行バスが大丈夫かどうかが大きなターニングポイント。当たり前ですけど、バスは安いですね。3列シートのプレミアムバスみたいなのに乗っても、新幹線に比べて10000円前後はアドバンテージがあるかと。
新幹線で行く場合、電車時間が結構ネックになります。代理店の場合、使い勝手のいい時間は高いので、その辺が許せるなら代理店の方がお得でしょう。ついでにグリーン車にしてみると経験値が溜まると思います(ちなみに私は恥ずかしながら、東海道新幹線のグリーン車に乗った事がありません)。
高いホテルは早く予約すればするほど安くなります。2~3割は違うかと。せっかくだから良いホテル派はこちら。
飛行機は考えませんでした。東京~大阪間を飛行機で飛ぶ場合、空港まで行く時間と飛行機に乗る手続きの時間が、新幹線の移動時間と比べて無視できなくなってしまいます。私はJR東海の回し者では無い(むしろ飛行機好き)ですけども、N700系の乗りごごちは飛行機に比べてだいぶ良いので、東海道新幹線区間で無理して飛行機を選択する理由が見当たりません。
26000円より切り詰めるとなると、ホテルの質を落とすのが手っ取り早いです。漫画喫茶OKなら1泊1500円くらいでしょうか。となると15000円くらいで完結します。

山陰旅行の思い出_了

2008年10月02日 21時40分40秒 | 旅行
宍道湖での夕日から、次の記憶は、もう大阪に向かう電車の中しかありません。その間かなりの長時間電車に乗っていた(青春18切符なのでいわゆる普通しか乗れない)はずなのに、憶えているのは夜の街の風景。間のただひたすら暇な時間は、忘れてしまったのでしょう。人間はうまくできています。

旅行している当時はそれなりに楽しかったような気がしますけども、今こうして思い出して見ると、ちっとも楽しそうではありませんし、当時の自分が本当に楽しんでいたか疑問です。旅行人生をざっと思い出してみて、楽しかったなと言える旅行は、ある程度まとまったお金を使えるようになってからのようです。旅行にはいろいろなタイプがあり、どの旅行が好きかは旅人の好みに依存します。この旅行で、というより、ここに記述してみて学んだのは、金を使わない旅行は私に合わない、ということです。


山陰旅行の思い出_序
山陰旅行の思い出_鳥取砂丘
山陰旅行の思い出_出雲大社周辺
山陰旅行の思い出_宍道湖

ちなみに、次にしたのもあまり金を使わないタイプでした。



山陰旅行の思い出_出雲大社周辺

2008年09月21日 04時32分07秒 | 旅行
山陰旅行においては、出雲大社がメインディッシュだったと思うのですが、それ自体の記憶があまり残っていません。立派な神社だったな、ということ位です。もちろん、出雲大社が観光地としての魅力を持っていないのではありません。整備されすぎていて、特にコメントを必要としない、という感覚です。

出雲大社には、女性の神も祭られており、それは名前の最後に「比賣命(ヒメミコト)」と付くようでした。おそらく当て字なのでしょうけども、女性が「比べて賣(買)う」と付けられていることが印象的でした。

出雲市駅で昼の時間を迎えた記憶があります。出雲観光における食の定番を知らなかった私は、駅のおみやげ物コーナーにあったタコヤキを食いました。回転寿司もあってそれとどっちにするか迷ったような気がします。駅前のベンチでタコヤキを食っていると、それはそれでいい雰囲気になっていたように思います。しかも結構おいしかったです。

当時、駅前にはいかにも地方都市風のデパートがあったように思います。それが今はどうなっているのか、屋号も忘れてしまった現在では調べようもありません。おそらく一畑百貨店出雲店だったと思われます。当時はなんだかすぐにでもつぶれてしまうような印象を持ちましたが、今でも営業しているようです。

書いていると、あの時はこうだったけど、今はどうなっているんだろうか、という疑問がわきあがってきます。もう一回行ってみたい。今の自分ではどういう印象を受けるのか。こうして人はもう一度旅行してしまうんですね。

山陰旅行の思い出_序
山陰旅行の思い出_鳥取砂丘

山陰旅行の思い出_鳥取砂丘

2008年09月16日 23時49分53秒 | 旅行
今はどうなっているか分かりませんが、当時の鳥取砂丘はこれ以上無いほど寂れていました。しばらく前に営業をやめたらしい、朽ちたレストハウス。どこででも買える物が売られた土産物屋。地方のぱっとしない観光地をイメージしたら、ほぼそれがすべて当てはまりました。

その日は曇り。晴れ渡っていたならおそらく、砂漠のような感覚を得ることができたと思いますが、空が灰色で海も荒れて肌寒いのであれば、そこは少し大きいだけの、季節外れの、砂浜にしか思えませんでした。砂丘周辺の農家に嫁ぐと、気の遠くなるような回数の水汲みをさせられる。そういうビデオを学校の授業で見たことを思い出しました。彼女らは何を楽しみにして毎日を生活していたのでしょうか。なんだか悲しいことしか頭に浮かびませんでした。

こうやって思い出してみると、いかに当時の私が観光地を楽しんでいなかったかが分かります。帰りのバス時間がよくわからなかったとか、うまいものを食った記憶が無いとか、そういうことばっかりです。お金に余裕が無かったからでしょうか、費用対効果に対しシビアに考えていたような気がします。観光地価格設定を今以上に嫌っていました。
では、行った価値がなかったか。今こうして思い出して、懐かしみ、自分の成長を感じているだけでも価値があります。それに、インターネットで世界中の情報を取得できるこの時代においては、実際に行ったことがある、というのが十分価値を持つと思います。



鳥取砂丘近辺が、今は繁盛していることを切に願います。

山陰旅行_序

山陰旅行の思い出_序

2008年09月14日 22時14分01秒 | 旅行
学生時代に山陰に行きました。青春18切符で、鳥取砂丘・出雲大社・宍道湖を回る旅です。大阪に一泊して、翌日の朝早く大阪駅からの出発。まだ暗い中、駅で18切符にハンコをもらい、その人に鳥取方面行きのホームはどこかを聞きました。電車の窓から見えるのはまだ夜景で、町も車内も目覚めていない空気を漂わせていました。

いま考えると、とにかくどこかに行きたかったのであって、場所は山陰でなくてもよかったように思えます。しいて言えば、日本神話の舞台として興味があったかも知れません。

18切符を使ったのは、後にも先にもこれ一回。移動が大変だった、という記憶が鮮明ですから、今後も使うことはないでしょう。しかし、これっきりだからこそ貴重な経験であると思います。時々、ここに記そうと思います。憶えていることを列挙して、なにかを再発見できればと思っています。

観光地の傘

2008年09月03日 21時34分14秒 | 旅行
観光地において、高額な傘を買わざるをえなかったことがあります。雨が降ってきてただでさえ気分が優れないのに、ビニール傘に1000円も出させられてしまっては、観光を楽しめるわけがありません。そのお店でおみやげ物を買うことはありませんし、もしかしたら、二度とその観光地に行かないかも知れません。良い印象を持つことはないでしょう。
駐車場から名所に向かう人に対し傘を無料でレンタルし、返却の為に店に入ってもらってお土産を買ってもらう。ちょっといい傘にして、かつ店名を記載しておけば、持ち帰りにくくなりますし、持ち帰られても宣伝になる。「傘を無料で」は、振舞い傘として江戸時代からある手法ですが、そのくらいのことは試した上で1000円で売っているなら、それはそれで深い理由があるのでしょうか。

東京で雨に降られたことのある方ならご存知のように、街中の家電量販店では、雨が降ったら150円程度で傘を売ります。観光という、気分・印象・雰囲気といった精神面に近いものを基本に置いて商売をしている以上、家電量販店にも負けるサービスでは、なかなか勝負していけないと、私は思います。