スーの旅日記

ひとり旅の日本100名城スタンプラリー、神社仏閣めぐり、その他。

JR宇治駅&お土産

2010-08-30 01:47:30 | 日記
行きは京阪電車で、帰りはJRを使う事にしました。

↑JR宇治駅です。平等院鳳凰堂がモチーフになっています。



↑そして、駅前には茶壺の形をした郵便ポストがあるのが面白いです。このポストを観るとすぐに“お茶”を連想しますよね~。


そうそう、お土産は平等院表参道にある伊藤久右衛門さんで“ほうじ茶ゼリー”、“グリーンティー”、“茶そば”、“宇治抹茶せんべい”を買いました。

“宇治抹茶せんべい”は会社の同僚や友人知人に配って食べてもらったところ、「ほどよい甘さで上品な味が美味しい」と大好評でした。

“ほうじ茶ゼリー”は母と私が食べました。口に入れた瞬間にほわ~っと広がるお茶の味とほどよい甘さがミックスされ美味しかったです。

もちろんグリーンティーも茶そばも上品な味で美味しかったですよ~。




宇治は綺麗な街であり、抹茶スイーツも美味しく、また行きたい所となりました。桜や紅葉の季節に行くともっと綺麗でしょうね。

平等院

2010-08-22 18:12:13 | 日記
平等院表参道の突き当たりに平等院の石碑があります。私が一番に観たかった憧れの平等院に到着しました。



↑表門です。拝観料を支払い、中に入ります。

平等院は国宝であり、世界文化遺産にもなっています。平安時代の後期に、藤原頼通が父の道長の別荘を寺院に改めたものです。



↑10円硬貨の裏の絵になっている平等院鳳凰堂です。現存の建物なのでかなり古いですが、古いなりの何とも言えない美しさがあり素晴らしいです。

色んな角度から撮った鳳凰堂の画像がフォトチャンネルにアップしましたので、良かったら観てくださいませ。



↑屋根の上には鳳凰の姿があります。鳳凰は1万円札の裏の絵にもなってますよね~。

鳳凰堂の中にも入りました。中に入るには更に拝観料を支払います。そして、人数単位事に区切って入る仕組みになっています。鳳凰堂の中には、現存の阿弥陀如来坐像が安置されていて、更に壁には、雲中供養菩薩像も安置されています。ホントに素晴らしいです。興味ある方は必見です。優しいお顔の阿弥陀様や、雲に乗って楽器を奏でる菩薩様を観ていると心が和んできます。

鳳翔館は平等院に伝わる宝物類が展示している博物館です。またコンピュータグラフィックスによる鳳凰堂内の色彩が復元されていて、綺麗な鳳凰堂が甦ります。ここでもゆっくりと観て回り、色々と勉強になって良かったです。



■平等院■
拝観時間●8:30~17:30 (鳳翔館9:00~17:00)
拝観料●600円 鳳凰堂内部拝観料(別途志納金)300円

宇治橋から平等院表参道へ

2010-08-15 18:41:17 | 日記
昼食をした通圓は平安時代末期から続く茶店で、狂言や宮本武蔵の小説で名前が出てくるそうです。また秀吉公も立ち寄った茶店だそうです。京阪電車、宇治橋の近くにお店があります。

↑宇治橋は歴史が古く、646年に元興寺(奈良)の僧である道登と道昭によって架けられたと伝えられ、日本三古橋のひとつでもあります。



↑宇治橋から上流方面を撮った画像です。宇治川沿いの建物は変わりますが、橋から観るこの景色は何十年、何百年経っても同じなんだな~と思うと感慨無量になります。もしかして、秀吉公も同じ位置で景色を眺めたのかもしれませんよね…。



↑川沿いに降りて撮りました。この画像から観ると張り出した所がありますが、そこは秀吉公が茶の湯に使う水を組ませた場所で“三の間”と言い、今も“茶まつり”の時に儀式が行われています。(※茶まつり‥10月第1日曜日 宇治橋、興聖寺、中の島ほか)

ところで、現在の橋は1996年に架け変えられたもので、木橋の伝統を継承し、強度の高い檜が使われています。



↑紫式部の像です。宇治は源氏物語宇治十帖の舞台になった歴史ロマンの土地でもあります。



↑平等院表参道です。“かおり風景100選”に認定されていて、老舗のお茶屋さんが並んでいます。ここを通ると、お茶の芳ばしい香りが良い感じで漂ってきて、“お茶で有名な宇治”に来ているのだな~とより実感させてくれます。

さわらびの道

2010-08-15 02:56:00 | 日記
源氏物語ミュージアムも充分に堪能したので、碑がある表口から出て帰ろうとしたのですが、まだ宇治神社には行っていない事を思い出し、もと来た道(さわらびの道)を戻る事にしました。

“さわらびの道”は源氏物語散策の道であり、早蕨(さわらび)と総角(あげまき)の宇治十帖の古跡碑があります。

↑また与謝野晶子の歌碑があり、宇治十帖の十首が刻まれています。



↑それから“ヒカルゲンジ”というツバキがありました。



↑宇治神社です。祭神は菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)で、宇治十帖の“八宮”のモデルといわれているそうです。本殿は鎌倉時代に建てられたものです。宇治神社と宇治上神社はもともとは一対の関係だったそうです。

宇治十帖の物語を知っていれば、色々と楽しめたのにホントに残念です。これを機に何かで読んでみたいなぁと思いました。




↑宇治十帖とは別になるのですが、末多武利神社です。祭神は藤原忠文です。

藤原忠文は、征夷大将軍として関東の平将門の乱の平定に向いましたが、到着以前に将門は討たれ、事件は解決していました。大納言藤原実頼によって恩賞の対象から外された忠文は実頼を深く恨み、死後もその一族にとりついて祟ったといわれています。忠文の霊を鎮魂する祠といわれています。(説明文より抜粋)


お昼は通圓さんで三彩そばと宇治金時ソフトクリームをいただきました。美味しかったです。



宇治市源氏物語ミュージアム

2010-08-12 18:29:33 | 日記
宇治上神社から林道らしき所(仙徳山麓)を進んで行くと源氏物語ミュージアムがあります。(トップ画像の碑は帰りに撮ったもので、表口になるのでしょうか?)



私が入った時は映画が始まるちょっと前で、グッドタイミングでした。映像展示室では空調がよく効いており、火照った身体を涼むのにはちょうど良かったです。

“橋姫”は20分位の映画で、宇治十帖の物語です。

源氏物語はアニメの“源氏物語千年紀 Genji”を観ていたり、漫画の“あさきゆめし”の第1部までは読んでいましたが、光源氏の息子や孫の代になる宇治十帖の話しは全く知らないので、内容を把握するまでにちょっと時間がかかりました(汗)。宇治十帖の話しを知っていればもっと良く理解出来たのに、私の勉強不足のせいで残念です(泣)。

映画が見終わった後は、展示物をゆっくり観て回りました。





↑平安の間です。




↑宇治の間です。

撮影禁止のサインもなく(気がつかなかっただけなのかも…)、他のお客さんもバシバシ撮っていたので、私もこれ幸いと思い撮ってしまいました…(苦笑)。

平安貴族が親しんでいた香りの原物を展示していて、匂いを嗅げるのですが、中に「え~!?、意外…」というモノがあって面白かったです。


■宇治市源氏物語ミュージアム■
開館時間●9:00~17:00
休館日●月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始
観覧料●大人500円、小人250円