スーの旅日記

ひとり旅の日本100名城スタンプラリー、神社仏閣めぐり、その他。

宇治上神社

2010-08-08 19:30:03 | 日記
世界文化遺産になっている宇治上神社です。

京阪宇治からは徒歩10分位の所にあります。飲食店と住宅街を抜けると静寂な雰囲気と変わっていき、歩き進めていると朱塗りの鳥居がありました。



鳥居を抜け、しばらく歩くと神社の門があります。門の中に入ると、すぐに目につくのは拝殿です。



↑拝殿は鎌倉時代(初期)に建てられたものです。寝殿造りの様式で、屋根は縋破風(すがるはふ)だそうです。そして、拝殿の前には“清め砂”が綺麗な円錐形で盛られています。



↑拝殿の裏側にあるのが本殿になります。平安時代(後期)に建てられた最古の神社です。この外観は覆屋で、中に内殿が3つあり、左殿(向かって右側)が菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)、中殿が応神天皇、右殿(向かって左側)が仁徳天皇が祀られています。

詳しく書くと長くなるので書きませが、菟道稚郎子は異母兄弟の兄(後の仁徳天皇)に皇位を譲る為に自害した物語があります。

ところで、仁徳天皇と言えば、大阪府堺市にある古墳のあの仁徳天皇陵ですよね。宇治上神社にも祀られているのは勉強になり、意外な発見となりました。

本殿をお詣りのついでに中を覗き込みたかったのですが、私が居る時は拝殿で祝詞を上げられていて、お邪魔をしたら大変申し訳ないので、その場をすぐに去りました。



↑桐原水の建屋です。桐原水は宇治七名水の一つで、今も枯れることなく湧いています。生水で飲む事は出来ません。私は桐原水で手をお清めさせていただきました。湧水なので冷たかったです。