スーの旅日記

ひとり旅の日本100名城スタンプラリー、神社仏閣めぐり、その他。

福知山城 転用石

2012-01-29 14:37:29 | 日記
福知山城で一番見たいのが、五輪塔や宝篋(ほうきょう)印塔(転用石)が使われた石垣です。

↑石垣の中に転用石を見つけた時は心躍りました(笑)。



↑ズームアップ

大和郡山城の“さかさ地蔵”も「お~っ、凄~っ!」と思いましたが、福知山城天守台の石垣もおもしろかったです。



↑石垣に使われた転用石がズラリと並んでいました。

説明板によると…

石垣に残るものと、再建時の発掘調査により確認されたものを併せて500個余りのほとんどが天守台に使われているそうです。

転用石を利用したのには
・石材不足
・短期築城
・城を守護するもの
…という事だそうです。

ちなみに、一番古いのは1359年(延文4年)、一番新しいのは1575年(天正3年)の転用石になるそうです。

500個余りは凄いですよね。あらゆる寺社から拝借したのでしょうか…?(笑)。




郷土資料館を正面にして、確か左側に行くと転用石の石垣があったような…?



↑光秀くんとひろこさん(笑)。

福知山城

2012-01-28 15:28:36 | 日記
観光案内所に寄って、福知山城に行く道を確認したり、地図等を頂いて、出発しました。


↑昇龍橋から観た福知山城です。

名前からして縁起の良い橋を渡り、福知山城に登城です。




↑坂道になっていて、本当に「城に登るんだい!」という感覚がウキウキして楽しかったです。




↑現在の福知山城は1986年(昭和61年)に再建され、郷土資料館になっています。

開館時間 9:00~17:00
休館日 毎週火曜日、年末年始
入館料 大人310円 子供100円



↑角度を変えて、福知山市役所の前の道から見た福知山城


室町時代には、堀と土塁と柵の掻上城でしたが、安土桃山時代に織田信長公の命で、丹波を平定した明智光秀公が築城しました。

福知山という地名は、光秀公が名づけたのが始まりだそうです。

福知山駅

2012-01-28 11:52:31 | 日記
2011.3.11
篠山口からJR福知山線に乗り、福知山駅に来ました。






↑福知山駅の南口にはC11型蒸気機関車40号機が展示されていました。


煙りを吐く蒸気機関車を一度は乗ってみたいです。思い切りレトロにして、お昼は、竹皮の包みをあけ、オニギリをほお張り、白いプラスチック容器に入ったお茶を飲む…。綺麗な景色を眺めながらまったりと…。良いですよね~。




↑東屋(あずまや)は旧福知山駅プラットホームで使われていたものです。屋根を支える鉄柱はJR福知山線の前身だった明治時代の阪鶴鉄道のレールを利用しているそうです。

エコですね。再利用素晴らしいです。!(b^ー°)

篠山春日神社

2012-01-22 15:18:27 | 日記
次は春日神社に行きました。

平安時代の初期に、春日神社は、奈良の春日大社から分霊されました。当時は笹山と呼ばれた現在の篠山城跡にありましたが、1604年篠山城築城の際に現在の地(黒岡)に移されました。




↑神社にある絵馬堂



↑黒神馬(くろしんめ)絵馬
 狩野信尚作

1649年(慶安2年)、第3代篠山藩主松平忠国公が明石に転封の際に奉納しました。この馬が絵から抜け出して、黒岡の畑の豆を食い荒らした伝説から、一時期金網が張られていたそうです。

確かに今にも動きそうな感じですよね~。



↑大森彦七絵馬

大森彦七 南朝の雄魂に悩まされる図

足利尊氏の幕下である大森彦七が、湊川合戦で楠木正成に詰腹を切らせたむくいとして、南朝諸雄の霊魂に悩まされたという“太平記23巻”の故事によって描かれたそうです。

1687年(貞享4年)、篠山藩主松平の家臣塀和佐内景広(へいわさないかげひろ)が奉納しました。

何だか絵が怖いですよね~。

他にも絵馬がありましたが、上記の二つは篠山市指定文化財になっています。




↑春日神社能舞台

第13代篠山藩主青山忠良公の寄進により、1861年(文久元年)に建立されたものです。

設備・規模ともに全国屈指の能舞台といわれ、国の重要文化財に指定されています。

元旦、春、秋に能楽が観賞できるそうです。



これで篠山城周辺の散策は終わり、次に福知山に行く事にしました。

昼食を食べる時間がなく、電車の中で売店で買った“黒豆ケーキ”とチョコレートを食べました。

それから、携帯で暇つぶしに“つぶやき”を観ていたら…みんなが各々に「地震、凄い揺れた…」等の書き込みがあり、そこで初めて知ったのです。ただ、その時点でまだ地震の大きさが判らなかったのです…。

青山歴史村~歴史美術館

2012-01-15 14:50:58 | 日記
武家屋敷通りの後は、青山歴史村と歴史美術館に行きました。


↑青山歴史村
旧篠山藩主青山家の別邸。

青山家に関する資料を展示してました。その他に源氏物語絵巻や藩校教科書の原版「版木」を展示してましたが、黒い壁のようでした。その壁のほとんどが「版木」だったのが、凄かったです。



↑金櫃

藩政時代に使用していた石の金庫。土蔵床下の地中に埋められた櫃。花崗岩の板石を組み合わせたもので、上蓋は6枚の板石が並ぶようになっている。

ここにお金を出し入れするのも大変な作業ですよね。何人がかりでするんでしょうか…?





↑歴史美術館
美術工芸品、武具などを展示



↑ここの美術館の元は“篠山地方裁判所”で、日本最古の木造裁判所になるそうです。

裁判所を利用しての美術館、なかなか興味深かったです。