スーの旅日記

ひとり旅の日本100名城スタンプラリー、神社仏閣めぐり、その他。

宇治橋から平等院表参道へ

2010-08-15 18:41:17 | 日記
昼食をした通圓は平安時代末期から続く茶店で、狂言や宮本武蔵の小説で名前が出てくるそうです。また秀吉公も立ち寄った茶店だそうです。京阪電車、宇治橋の近くにお店があります。

↑宇治橋は歴史が古く、646年に元興寺(奈良)の僧である道登と道昭によって架けられたと伝えられ、日本三古橋のひとつでもあります。



↑宇治橋から上流方面を撮った画像です。宇治川沿いの建物は変わりますが、橋から観るこの景色は何十年、何百年経っても同じなんだな~と思うと感慨無量になります。もしかして、秀吉公も同じ位置で景色を眺めたのかもしれませんよね…。



↑川沿いに降りて撮りました。この画像から観ると張り出した所がありますが、そこは秀吉公が茶の湯に使う水を組ませた場所で“三の間”と言い、今も“茶まつり”の時に儀式が行われています。(※茶まつり‥10月第1日曜日 宇治橋、興聖寺、中の島ほか)

ところで、現在の橋は1996年に架け変えられたもので、木橋の伝統を継承し、強度の高い檜が使われています。



↑紫式部の像です。宇治は源氏物語宇治十帖の舞台になった歴史ロマンの土地でもあります。



↑平等院表参道です。“かおり風景100選”に認定されていて、老舗のお茶屋さんが並んでいます。ここを通ると、お茶の芳ばしい香りが良い感じで漂ってきて、“お茶で有名な宇治”に来ているのだな~とより実感させてくれます。

さわらびの道

2010-08-15 02:56:00 | 日記
源氏物語ミュージアムも充分に堪能したので、碑がある表口から出て帰ろうとしたのですが、まだ宇治神社には行っていない事を思い出し、もと来た道(さわらびの道)を戻る事にしました。

“さわらびの道”は源氏物語散策の道であり、早蕨(さわらび)と総角(あげまき)の宇治十帖の古跡碑があります。

↑また与謝野晶子の歌碑があり、宇治十帖の十首が刻まれています。



↑それから“ヒカルゲンジ”というツバキがありました。



↑宇治神社です。祭神は菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)で、宇治十帖の“八宮”のモデルといわれているそうです。本殿は鎌倉時代に建てられたものです。宇治神社と宇治上神社はもともとは一対の関係だったそうです。

宇治十帖の物語を知っていれば、色々と楽しめたのにホントに残念です。これを機に何かで読んでみたいなぁと思いました。




↑宇治十帖とは別になるのですが、末多武利神社です。祭神は藤原忠文です。

藤原忠文は、征夷大将軍として関東の平将門の乱の平定に向いましたが、到着以前に将門は討たれ、事件は解決していました。大納言藤原実頼によって恩賞の対象から外された忠文は実頼を深く恨み、死後もその一族にとりついて祟ったといわれています。忠文の霊を鎮魂する祠といわれています。(説明文より抜粋)


お昼は通圓さんで三彩そばと宇治金時ソフトクリームをいただきました。美味しかったです。