建仁寺 法堂

法堂に行くには、スリッパに履き替え、一度外に出るような状態になる為、暗証番号を押して出入りするようになっています。


1765年に建立された仏殿兼法堂(講堂)の“拈華堂(ねんげどう)”です。





本尊は釈迦如来座像が祀られ、左右にはお釈迦様の弟子になる迦葉とお釈迦様の従弟になる阿難が祀られています。せっかくなので、三尊には手を合わせてお詣りさせていただきました。






天井には、創建800年を記念して小泉順作画伯が描いた“双龍図”があります。天井一杯に描いた双龍には迫力があって凄かったです。私個人的には、龍の顔が何となく愛嬌があるように見えて良かったです。

建仁寺の庭

建仁寺のお庭が綺麗でした。

↑本坊中庭にある“潮音庭(ちょうおんてい)”です。四方正面の禅庭で、秋には色づいた紅葉で更に色彩鮮やかなお庭になるそうです。




↑同じく本坊内にある“○△□乃庭”です。○が“水”、△が“火”、□が“地”で、禅宗の四大思想(地水火風)を表しているそうです。








↑方丈(ほうじょう)の前に広がるお庭は“大雄苑(だいおうえん)と称される枯山水です。枯山水とは水を用いずに白砂や石組、苔や樹木などで構成されたお庭になります。そして、門の向こうに見えるのは法堂(はっとう)です。


建仁寺に訪れた人々は、お庭の前に座ってのんびりと過ごされている方が多かったです。私も同じくお庭を眺めながら、ゆったりと出来たのが良かったです。心が癒され、至福のひとときを過ごせました。

初めての写経

↑建仁寺の写経部屋です。

以前から興味があって、今回初めて建仁寺で写経をしました。

受付で写経代1000円を支払うと用紙と筆ペンを渡してくれます。それを持って写経部屋に行き、そこで黙々と書いていくわけです。

他に写経をしている人は居なく、私お一人様だけでした。気兼ねする事なく集中出来たのは良かったです。ただ、本坊の中に入って直ぐに写経を始めたので、9月初旬はまだまだ暑く汗がダラダラと流れ落ち、蚊も飛んでいて、違う面では集中出来なかったです(苦笑)。



↑用紙には薄く般若心経が書かれており、上からなぞり書きをしていきます。



↑途中まで書いたものです。後もう少し残っていますが、ブログに載せる為に撮ってしまいました…。書きあげた最後には自分の名前と日付を書いて受付に納めます。


写経をしている最中は、不思議と背筋がよくなっていました。初めての写経でしたが、良い経験が出来ました。心が一歩前進してステップアップしたような気がします。

建仁寺 本坊

9月3日(金)に京都の建仁寺に行ってきました。

建仁寺は、中国(宋の時代)から日本に茶と禅を伝えた栄西が建てた京都最古の禅寺になります。




↑本坊です。拝観料を払って中に入る事が出来ます。

中には御朱印帳や御守り等が売られています。風神雷神の素敵な御朱印帳をみつけたので買ってしまいました。



↑風神雷神図です。ここに置かれているものはレプリカで、俵屋宗達の描いた本物は京都国立博物館に寄託されています。いつか本物を観に行きたいと思います。私個人的に“風神雷神”と言えば「風邪引いてまんねん」の改源さんのCMを思い出してしまいます(笑)。



↑金澤翔子さんの書です。金澤さんはダウン症ですが、数々の賞を受賞しておられる凄い方です。「人間の力は偉大なり」ホントに素晴らしい事ですよね。力強い書を観ていると、力がみなぎり心が元気になっていく感じがしました。



↑本坊のお部屋は広々として風通しもよく心地良かったです。

城灯りの景

約2万個のろうそく行灯が大阪城本丸広場と西の丸庭園を彩ります。

今回で10回目になるそうですが、私は地下鉄車内の広告で“城灯りの景”の事を初めて知りました。





↑外が暗くなると、西の丸庭園に置いた光る風船が、幻想的な雰囲気を醸し出しています。



↑西の丸庭園のろうそく行灯です。ライトアップされた天守閣とろうそく行灯がとても綺麗でしたよ。

僅かですが、フォトチャンネルに画像をアップしていますので、宜しければそちらの方も観てくださいませね。


この日は、パレードの時に隣に居た風さんと一緒に行動させていただき、また色々とお話しさせていただき楽しかったです。そして、缶コーヒーもおごっていただき、ありがとうございました。何かとお世話になってしまい感謝です。ホントに一期一会を大切にしなければ…と思いました。




↑帰りの道で撮りました。ライトアップされた天守閣とビジネスパークのビルです。