ミズヘンの腹ん中。

女3人、演劇創作ユニットmizhenのブログ。

暗いくらい、don't cry

2016-11-07 10:57:25 | 稽古日記

おはようございます。藤原です。

 

最近我が家にネットが開通しまして、カフェで仕事をする、

というのが減り、書く時はもっぱら家派になりました。

 

我が家にはTVがありませんので、

ネットが開通してからというもの、radikoやyoutubeでニュースを見聞きし、

Netflixをたまに観ます。

興味が散漫な質なので、

Netflixもyoutubeも、気がそれると、すぐに途中でやめて、違うことをしてしまう。

 

それをわざわざ選んで買ってきたストーリーがないから、

今しか見れない、という希少価値も薄いから、そんなに気分があがらない。

暖簾に腕押しの、むずがゆいかんじ。

 

昨年末、友人の俳優陣が連続して出ていたドラマがあって、

その頃はまだ家にTVがあったのですが、録画ができませんでした。

めっきり観なくなっていたTVドラマでしたが、そのときばかりは、いそいそとその時間に帰っては観る、ということがありました。

ドラマが楽しみで帰る、というのは久し振りなことで、

別にライブ中継なわけではないのだけど、録画できない民にとっては、

リアルタイムのドラマ時間が、その作品とつながれる唯一の、とっておきの時間、に感じられて、

ウキウキしながら、そういや小学生の頃は、こういうウキウキでドラマを楽しみにするTVっ子だったことを思い出しました。

 

いくらたくさんお手軽に観る、知る、行為ができたとしても、

お金を払って、映画を映画館で見て、

チケットを予約して、舞台を観劇して、

目の前で歌っている、歌手の声を聞いて、

 

そういうスペシャルな時間がないと、

さみしい。簡易に見れる量が増えると、なおさら、その分のバランスをとらないと寂しくなります。

ネットでみるときは、(情報を)収集、というかんじに、なるんだなあ。作品でも。

 

 

15minutes made、稽古はもうすぐ始まりますが、まだ本が書けていません。

だから、暗いのです。

 

 

ふじわら