読書会のメンバーから、去年の芥川賞に選ばれた赤染晶子さんの「乙女の密告」が郵便受けに入れられたのは・・・確か去年の暮。 読まなければ、読まなければ~と思いつつ気忙しいを理由に2月になってしまい、あわてて読んで次のメンバーに渡しました。
最近出版される本、先日の道尾秀介さんの本もそうですが、実に字数が少ないのです。すぐ読めてしまいます。
エッ?私って、大胆にも芥川賞の批判してる、ハズカシ!
本を読まない子供が、人が増えたと言われるようになって久しい分けですが、字数が多いと本は売れない?のでしょうか。
車も、新幹線も、メールも早く目的地に着く点でとても便利なのですが、もし読書もいつの間にか同じレベル(早く読み終える)で考えられてしまっているとしたら・・・ちょっと間違っているように思うのですが・・・。そう言っている私も、今回の「乙女の密告」に関しては、早く読むことができて、次の人に早く渡すことができて助かりました。
「乙女の密告」第2次世界大戦当時、ユダヤ人のアンネフランクが書いた「アンネの日記」と、主人公のみか子が学ぶ外国語大学での出来事がオーバーラップした内容。
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