S恵です。
ご報告が遅れてしまったのですが、最近の地域課題の進捗状況をご報告します。
三宅研では11月7日から9日にかけて奥州市胆沢地区にイグネ調査に行ってきました。
皆さん、「イグネ」ってなんだか分かりますか?
防風や防雪を目的として家の周りに植えられた屋敷林のことです。
胆沢では「居久根(いぐね)」と呼ばれていますが、出雲平野では「築地松(ついじまつ)」、砺波平野では「垣入(かいにょ)」と呼ばれています。
今回の調査はイグネが残っている家を確認することです。
用意するものはMy自転車
個人の自転車を車に積み込んでいき、担当地区をそれぞれ自転車でまわってチェックします。
車に荷物を積んだ様子がこちらなのですが…
見て下さい、この空間活用のレベルの高さを!
さすが、都市や地域をデザインする研究室だけあります(?)
さて、簡単そうな調査ですが…とにかく広いです、胆沢平野。
目印がそうそうないのでどこを走っているのかわからなくなります。
見渡せ過ぎて、別の区画の建物を現在の区画にある建物と錯覚してしまいます。
向かい風にあたると体力がおそろしく削られます。さすが防風林が必要なだけあります。
以上のような苦労を乗り越えつつ、1日目の調査を終えました。
調査は昼からだったのですが、なんだかとても疲れたような…
三宅先生に車で自転車と一緒に回収してもらい、宿泊場所へ。
宿泊場所は地域のふれあいセンターです。
暖房もあり、きれいに管理されているのでとても快適に宿泊できました。
お風呂はついていないので、近場の温泉に車で移動。
風に吹かれて冷えたからだが温まります。いい湯だなぁ…
移動中、ものすごくきれいで大きな月が見えました。なんだかいいことあるかも…?
1日目の夕食は私の出身地のソウルフード(?)『広島風お好み焼き』をつくりました。
初めて食べるという人もいたのですが、「美味しい」と言ってもらえたのでよかったです。
2日目は1日かけての調査です。
~つづく~